「不完全なワタシ」が「完全なワタシ」

僕らはみんな不完全だ。
僕らはみんな未熟だ。
完璧なんかじゃない。
ダラシがないし、忘れるし、失敗もする。
ダメな自分にいっぱい出会う。
「正解と不正解の世界」に生きている人は、
そんな自分を「不正解」だとジャッジする。
自分だけでなく我が子のこともジャッジする。
それで苦しむお母さんがいる。
完璧な人なんて一人もいない。
だから、完璧を目指す。
できないことをできるようにする。
欠点を改める。
そう、努力!
努力することを美徳する文化が僕らにはある。
でも、思うんだ。
そのままの自分が丸ごとの自分だと。
だから、あなたに伝えたい。
「不完全なワタシ」こそが「完全なワタシ」だと。
いいかい?
「不完全なワタシ」を「別のワタシ」にしようとするから苦しいんだ。
その子もそのまま。
あなたもそのまま。
丸ごとそのままが「あなた」だし「この子」でしょう?
大切なことはね、そのままを生かしてこの世界に何を働きかけるかということ。
どう生かすか。
つまり、求められているのは工夫だよ。
めまぐるしく変容を繰り返す社会を生き抜くために大切なこと。
社会の要請に対応するために、自分の生かし方を知っているって大事だと思うんだ。
「不完全なワタシ」が「完全なワタシ」。
みんな違ってみんないい。
私以外私じゃないの!
そんな「ワタシ」を生かせばいい。
比べる必要なんてないのだ。
子育てに迷ったときに出会いたい100の言葉
そのままで起こる問題はなんだろう?
