今すぐできる、子どもを輝かせる方法

雪の中の女の子

「自分を磨く」なんて、よく耳にします。

んで、資格を取ったり、自己啓発本を読みあさったりします。

そして、気づきます。

 

 

 

大して人生って変わらね〜…と。

 

 

 

では、お聞きします。

磨くって、どういうことでしょうか?

 

 

 

はい。

「磨く」とは?

 

というのが、今日のお話です。

 

 

 

車のボディーをピカピカに磨いたこと、ありますか?

ワックスつけて、何度もこすってピカピカにします。

 

 

アクセサリーだろうと、メガネのレンズだろうと一緒です。

汚れを落としたら、さらに何度も何度も拭いて♪

 

 

   拭いて♪

 

 

 

   拭いて♪

 

 

 

曇り一つない状態。

それが磨かれた状態です。

 

 

 

汚れた上に、知識という名の鎧をまとい、さらに思考を重ね、脂でギトギトにしていく。

そういうのは、「磨く」ではないんです。

 

 

つまりね。

磨くってのは、いらないものを全部手放していく作業。

最後に残ったものが本当の輝き。

 

 

それを大事にすることが磨くなわけですよ。

 

 

だからね、資格を取っても自己啓発書を読んでも、結局輝けないのはさ、そういうことなんです。

 

 

余分なものを全部取っ払って、本当にやりたいことを集中する。

そしたら、あなたは輝けるわけです。

 

 

だって、それが「磨く」なんだもん。

 

 

 

 

子育ても同じだよ。

 

 

 

子どもを見てさ、「あれもさせなきゃ!これもさせなきゃ!」ってなる。

そうやって、いろんなものをべたべた塗りたくったらさ、この子の輝きは全然見えなくなるわけ。

 

 

 

子どものことを心配な気持ちもわかるよ。

でもさ、心配はすればするほど、足りない部分に目が行っちゃうわけですよ。

 

 

 

本当の輝きってのはさ、「今あるもの」を光らせることにあるのね。

 

 

だって、余分なものを全部手放した先に磨かれたものがあるなら、それは外から身につけるものではなく、内側にすでにあるものでしょう?

むっちゃ良いこと言うね、オレ♡

 

 

 

結局、子どもを輝かせるってのは、磨くってことで。

磨くってことは、余分なものを全部取っ払うってことで。

全部取っ払えるのは、この子を信頼しているってことなわけ。

 

 

 

この子が生まれた日のこと、覚えてる?

ここに命がある。

生きてるだけで百点満点だ!って思ったでしょ?

 

 

それ、それ。

その日の気持ちを少しずつ忘れてね、僕らの親心もまた、いろんな思考がドロドロくっついて、子どもとの関係を壊していくようになるんだな。

 

 

「子どもを磨く」なんていうけどさ。

そのために必要なのは、僕ら親自身を磨くことの方が先だよねって話なのさ。

 

 

 

で、それは足繁く子育て講座に通うことでも育児書を読み漁ることでもなく、この子が生まれた日のことを思い出すことなんじゃね〜かな、と僕は思うわけですよ。

 

 

 

子どもを輝かせる魔法の質問

何を手放しますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。