幸せなコミュニティーの作り方

コミュニティーの作り方

 

「くれちゃんの家はたくさんの人が集まる家だね」とよく言われます。

 

 

たしかに、「ただの飲み会」と称した持ち寄りランチ会は、深夜まで続き(←ランチじゃね〜じゃん!)、子どもも合わせると軽く100人を超える来場者になったりします。

自宅で開催するイベントは30人を超えることもしばしば。

 

 

しかも、我が家は「いい人」しか来ない!(笑)

 

 

「どうしたら、そんなコミュニティーが作れるの?」と尋ねられたので、今日はそれをシェアしたいと思います。

 

 

人を囲いこまない!

ここでも大切なことは、「目の前の人を喜ばせるために何ができるだろう?」が重要になります。

そして、この問いは「シャンパンタワー」のてっぺんにある自分のグラスを満たしておくこととワンセットです。

 

 

自分が満たされていないと、人を囲い込みたくなります。

「◯◯さんのイベントには行くのに、私のイベントには来ないわね」なんて言ってしまったことはありませんか?

 

 

すでに、そのエネルギーは奪うエネルギーです。

行動を選択する自由は相手にあります。

 

 

大切なことは、目の前の人が幸せであることです。

その人がその人らしくあるならば、どこのイベントに参加しようが、どこのコミュニティーに属していようが自由なはず。

 

 

でも、自分自身が満たされていないと、人間は人を囲い込みたくなるのです。

他人の動向をSNSで探り、モヤモヤしてしまう。

今までいっしょにいたのに、離れてしまったようで寂しくなる。

 

 

来るのも自由だし、去るのも自由のはず。

でもね、「奪うエネルギー」が強くなると、人は囲い込みたくなるのです。

 

 

そういうスタンスでいるためには、自分を満たし自分を整え続けることが大切です。

 

 

「美しさ」を大切にする

僕ら夫婦は、いつもいつも「目の前の人を喜ばせるために何ができるだろう?」を考えています。

「儲かる、儲からない」なんて二の次で、「楽しいこと」だけを考えています。

 

 

「儲ける」に走ると、心地よいコミュニティーにはなりません。

我が家には子育ての悩みを抱えた人も多く来ます。

こんなブログやメルマガを書いているのだから、仕方がありません(笑) 

 

 

そういうお母さんたちにどんな言葉をかけるでしょうか。

 

 

「あら、あなたのところがうまくいかないのは、長女に原因があるわね」

「あら、あなたは旦那さんとの関係を整えるべきよ」

「前世ね、前世。私、見えるの。除霊が必要よ」

などと言って、不安を煽ってみます。

 

 

「だから、私の個人セッションを受けなさい」

「6回セットのカウンセリングを受けなさい」

「なんなら、この幸せになる壺を買いなさい」

 

 

すると、僕の懐は潤うでしょう(笑)

でも、それって美しくないのです。

不安を煽って自分の商品に誘導するなんて美しくない!

 

 

 

くれちゃんに相談すると、

「大丈夫!大丈夫!生きてるだけでOKでしょ?」

「いや〜、この子は問題ないよ」

「学校?行きたきゃ行けばいいし、行きたくなきゃ行かなくたっていいじゃん」

と言われます。

 

 

それで終わりです。

「ビジネスビジネスした人たち」からは、「もう少しうまくやったら、もっと稼げるんじゃない?」と言われます。

でも、僕ら夫婦にはそれはどうでもいいこと。

 

 

楽しけりゃ、それでいいかな?って感じです。

「目の前の人を喜ばせるために何ができるだろう?」

大切なのはこの問いであり、目の前の人が幸せであれば、僕ら夫婦はそれでいいと思っています。

 

 

常に「与える人」であり続けることが、幸せなコミュニティーを作る秘訣です。

そして、「与えるエネルギー」はシャンパンタワーのてっぺんの自分のグラスをしっかり満たしておかねば湧いてきません。

 

 

我が家がなぜパワースポットと呼ばれるか。

それはもう、僕ら夫婦が「与えるエネルギー」で満たしているからです。

 

 

逆に、「あそこへ行くと疲れる」「もう行きたくない」「次はないかな?」という場所もあります。

そこはね、「奪うエネルギー」が強いのです。

「奪うエネルギー」が強いと、人はエネルギーを奪われるため、疲れてしまうのです。

 

 

表面上(SNS)では、いくらでも幸せを繕えても、リアルに接すると感じてしまうものです。

すると、人はどんどん離れていきます。

 

 

また、人はエネルギー感の近い人に引き寄せられます。

「奪うエネルギー」の強い人のところには、「奪うエネルギー」の強い人が引き寄せられます。

「与えるエネルギー」の強い人のところには、「与えるエネルギー」の強い人が引き寄せられます。

 

 

だから、我が家には「いい人」しか来ないのです。

すると、ここで新たな「ご縁」が生まれることになります。

 

 

妻のくれあちゃんが、「ご縁つなぎの天才」と呼ばれるのはそのあたりに理由がありそうです。

 

 

今ある「ご縁」を大切に。

とにかく目の前の人を喜ばせる。

すると、「ご縁」が「ご縁」を運んできて、幸せなコミュニティーができあがります。

 

 

そのためには、自分を整え、自分を満たすことが大切です。

人が離れていくならば、あなたは知らず知らずのうちに「奪うエネルギー」を発しているのかもしれません。

 

 

幸せなコミュニティーを
作るための魔法のしつもん

 どのくらい自分を満たせていますか?

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。