怒らない子育てなんてあるんですか?


怒らない子育て

メールマガジン、拝読しております。

子育ては苦手ですので、参考にさせていただいております。

 

ありがとうございます。

 

今朝いただきました内容ですが、質問があります。

 

子供は求めなくても、日常生活の中、今はこうしなくてはならない。

と、いう場面があると思うのですが、、、、

 

あぁしなさい

こうしたらいんじゃない⁈

早くしなさい

 

こうした類の言葉を子供へ向ける必要が無く済むのであれば、誰でもそうしていると思うのです。

 

それが出来ない私のような大人は、こうした場面で、子供にどう対応したら良いのか、そこを知りたい!

 

と、思い返信させていただきました。

 

 

怒らなくてもいい子育てなんて、本当に存在するのでしょうか?

 

 

怒ってていいよ〜〜♡

そう思うなら、それでいいんだけど。

「怒らなくてもいい子育てなんか存在しない!」と思ってるんでしょ?

うん!いいよ、それでいい。

怒らなくてもいい子育てなんて存在しないね。

 

うん、ない、ない。

超共感!!

 

 

 

ああしなさい!

こうしなさい!

って言わずに済むなら、みんながそうしている。

うん、そうだね、そうだね。

その通りだね。

 

 

そうそう!

子育てには、「こうすべき」「ああすべき」がいっぱいあるもんね。

うん、そのまま続けて、続けて。

 

 

怒ってていいよ〜。

どんどん怒ってて〜。

 

 

 

だってさ。

 

 

 

俺には関係ないし。

そのまま毎日、怒り続けていけばいいよ。

 

 

そうしたいんでしょ?

そうすればいいよ。

 

 

全然、否定しないよ。

 

 

 

それを選んでいるのは誰ですか?

それを選んでいるのはあなただから、怒り続けていけばいいじゃん!

 

ただ、一つ言っとくね。

 

たとえば、アメフトの反則問題あるじゃん?

あれ見て、すげ〜怒ってる人いるよね。

でも、俺、全然怒りは沸いてこないのね。

 

 

芸能人の不倫問題あるじゃん?

あれ見て、すげ〜怒ってる人いるのね。

でも、俺、全然怒りは沸いてこないのね。

 

 

脱いだ靴下裏返しで洗濯物に出すと、妻は怒るのね。

でも、俺、全然怒りは沸いてこないのね。

  

 

そのまま洗って、そのまま干して、そのままタンスにしまってやるから。

 

 

まあ、ここまで読んでわかるように。

そして、ず〜っと僕のメルマガ読者ならば、いつも書いてることだからわかるように。

 

 

それを選んでるのは誰ですか?って話なわけ。

怒らないお母さんもいっぱいいるよね。

悪いところがあればたしなめるけど、口うるさくあ〜だこ〜だ言うお母さんばっかじゃないよね?

 

 

怒らない子育てをしているお母さんなんていない!みたいなノリはね、あんた何人のお母さんと子育ての話してきたのさ?って話なわけね。

 

 

こういう書きぶりをしておくと、たぶん怒りが湧いてくるよね?

湧くでしょ?

 

 

 

だって、わざと沸かせてるんだもん!

 

 

でもね、これを読んでも怒りなんて沸いてこない人もいるわけ。

「昔の私もそうだったなぁ…」って遠い目をするお母さんもいるわけよ。

 

 

変えられるのは自分だけ

結局、変わろうとした人から変わる。

だって、変えられるのは自分だけだもん。

 

 

怒りたければ怒ればいいよ。

それを選ぶのはあなただから。

 

 

だけど、もしも「怒らない子育て」をしたいなら、まず「怒り」を選んでいる自分を受け入れることさ。

それを選んでいるのは「自分」だってね。

 

 

子供が悪くて怒ってるんじゃない!

自分の中の「こうあるべき」「こうすべき」にヒットして、怒りを沸かせている自分に気づくといい。

 

 

そして、その怒りの根源に目を向けてみよう。

 

 

なぜ、これほど私は怒りを感じるのだろう?

本当に、怒らなければならないことなのだろうか?

世の中のお母さんは、本当にみんな、怒ってばかりいるのだろうか?

 

 

そうやって問いかけてごらん。

感情も行動も、選ぶのは自分だよ。

 

 

子どもとつながる魔法の質問

 どんな関係でいたいですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。