「正しいか」より「美しいか」を大切にする。

唐揚げを食べている子どもの画像

「◯◯してもいいですか?」

という質問をよく受ける。

 

 

叱った方がいいか。

褒めた方がいいか。

絵本は読んだ方がいいか。

テレビは見せない方がいいか。

お菓子は食べさせない方がいいか。

 

 

正しいか、正しくないか。

この手の質問をするときの心の内側には何があるのだろう?

 

 

やりたければやればいいし、

やりたくなければやらなければいい。

 

 

ただ、それだけ。

 

 

ただね、

いつも考える。

 

 

それは美しいか。

それとも、美しくないか。

 

 

これはもう子育てに限らない。

ビジネスも同じ。

 

 

たとえ儲かりそうと思っても、

美しくなければやらない。

 

 

「正しさ」なんて、

所詮多数決みたいなもんだから。

 

 

正直言えば、

逆らっておいた方が成功は近い。

 

 

世間的には仕事は辞めない方がいい。

勤続年数は長い方がいい。

 

 

だから、辞めた。

その選択に、僕はまったく後悔はない。

 

 

「正しい選択」なんてものはない。

ただ、「美しい選択」をしたとき、

それは「自分的に正しい」という選択になると思うのだ。

 

 

だからね、

やりたいことをやればいいのだよ。

 

 

「◯◯してもいいですか?」

という質問をよく受ける。

 

 

叱りたければ叱ればいいし、

叱りたくなければ叱らなければいい。

 

 

それを引き受けるのは、

全部自分なんだ。

 

 

迷ったときは、

美しい方を選ぶといい。

 

 

「正しさ」は他人軸で、

「美しさ」は自分軸だから。

 

 

子育てに迷ったときに出会いたい100の言葉

 その在り方は美しいですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。