叱っちゃいけないは苦しい。

叱らない子育て 苦しい

「叱っちゃいけない」って言うけれど.

ついつい叱ってしまいます。

 

叱っちゃいけないって苦しいの。

「こうでなければならない」って苦しいの。

 

それで、堪えて堪えて。

堪えたんだけどね、堪忍袋の尾が切れて。

 

ついつい声を荒げてしまうこと。

僕は何度もありました。

 

学校の子どもたちなら我慢できるのにな。

なんでだろう。

我が子には難しいの。

 

これって、水泳の息つぎみたいなものでね。

我慢してると苦しくって。

苦しくって、苦しくって。

 

ついつい。

ついついだよ。

 

わかってる。

わかってるんだ。

 

でもね、叱っちゃうんだ。

で、後悔する。

落ち込んじゃう。

 

 

でもね。

叱ったっていいんだよ。

「こうでなければならない」は苦しいんだ。

 

ただ、これだけは知っておいてほしい。

感情をぶつけちゃいけない。

 

子どもに怒りをぶつけないで。

子どもに悲しみをぶつけないで。

 

思い通りになっていかないのが子育てだもん。

怒りも、悲しいも感じるよ。

でも、子どもにそれはぶつけないで。

 

感情的に叱りたい自分を受け入れよう。

叱ったあとで後悔するんでしょ?

だから、もっと自分に優しくなろう。

 

こういうとき、呼吸ってホントに大事。

怒ってるときって、吐くのを忘れちゃうのね。

吐くの、吐くの。

深く吐くの。

 

あ〜っ!叱りたい!

そんなときは、まず吐くの。

吐くことを意識するといいよ。

 

変えられるのは、いつだって自分だけだから。

 

吐くことを意識してみよう。

自分を客観視できるようになるから。

 

「腹立ってるねー、自分!」

「なんでそんなに腹立ってるのさ、自分!」

自分に語りかけられるようになるから。

 

子どもたちを育てているように見えるけど。

ホントは子どもたちに育ててもらってるんだよ。

 

手のかかる子ほど、あなたを磨いてくれる愛おしい存在なの。

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

叱りたくなったら、息をぜ〜んぶ吐き出してみる。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。