ついつい子どもに怒ってしまう

言うことを聞かない子

 

「ついつい怒ってしまうんです。

 ダメだとわかっていても怒ってしまうんです」

 

そうなんだね。

怒りたかったんでしょ?

 

 

怒ればいいじゃない?

 

 

でもね、怒っても変わらないんだよ、子どもたちは。

そのことは知っておいてほしい。

いや、気づいてるか。

だから、悩むんだよね。

 

 

怒ったって子どもは変わらないことをわかったうえで、思いっきり怒ってみる。

 そして、あとから思いっきり後悔する。

 

 

だってね、それ、自己満足だもん。

怒りたいから怒った。

「この子のため」って言い訳してるけど。

 

自己満足。

 

それに気づいていればいいと思うの。

 

 

ねえ、怒ったって変わらないよ。

子どもとの関係性が悪くなっていくだけだよ。

 

 

それよりも、こう自分に問いかけたい。

どうなっていたら、自分は怒らずにすんだのだろう?

 

そして、

その状況をつくるために自分にできることは何だろう?

 

 

結局、変えられるのは自分だけなんだ。

子どもが変わってほしいから、怒鳴っちゃう。

でもね、変えられるのは自分だけ。

 

 

これって、すごく大切なことなんです。

 

子育てに迷ったときに出会いたい100の言葉

怒りの言葉を届けても、子どもの心には届かないよ。響かないよ。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。