この子はちゃんと咲く子だよ。
自分らしく生きる。
一人ひとり、ちゃんと自分で『人生のシナリオ』を選んで生まれてくるらしい。
それが、ホントかどうかなんてわからないけれど。
そういうことってあるかもしれないなって思うのです。
必要なものは必要なときにやってきます。
必要なものは必要なときに学びます。
出会うべくして、人は出会います。
振り返ると、すべてが必然であったかのように見えてきます。
そう見えるだけで、ホントはウソかもしんないけどね。
そうやって考えた方が、人生がとってもシンプルに見えるんです。
シンプルに考えたらね、子どもと接することってもっと心地よくなると思うの。
あれこれ頭で考えて、「あ〜しない!こ〜しなさい!」と言う。
心配で不安で、子どもたちの前を先回り。
シンプルなものを難解にしているのは僕ら大人の方かもしれません。
子どもたちはそんなの望んじゃいないよ。
せっかく選んだ『人生のシナリオ』を先回りされたんじゃつまんないでしょ?
だからね、目の前のこの子も、ちゃんと自分で『人生のシナリオ』を選んで生まれてきてるんだって、一応信じてみてほしい。
ちゃんと、自分の力で乗り越えられるだけのシナリオを選んでるんだよ。
だから、努力が必要だと感じれば自分から努力します。
自分らしく生きている子。
自分の人生を自分の足で歩んでいる子はみんなそう。
大人があれこれ言わずとも。
大人があれこれ与えずとも。
子どもたちはちゃんとシンプルに学び、成長していきます。
目の前に用意しておいてあげるだけでいいのです。
それを受け取るのも受け取らないのも子どもの選択なんです。
つまりは、どこまで子どもを信じ抜けるかということ。
そう!これは大人の問題なのだ。
「この桜の木は来年咲くだろうか?」
そんな心配をする人はいません。
きちんと根を張り葉をつけた桜ならば、春になれば花を咲かせる。
それはとっても自然なことです。
この子もきっと咲く桜。
大人があれこれやらずとも、ちゃんと咲くようにできているのです。
子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉
咲きたいように咲くのだから、そっと見守るだけでいいんだよ。