「愛のムチ」の時代は終わった

愛の鞭 子育て 虐待

ある女の子に出会いました。

その子はクラス合唱の伴奏者でした。

 

難しい曲だったんですね。

でもでも、本当によく練習してきました。

 

本番まで1ヵ月。

途中間違えることはあるけれど、僕の経験で言えば、本番までには心配なく演奏できるペースです。

 

「いいね〜」

「大丈夫!大丈夫!」

 

そんな声をかけていたんですね。

でも、彼女は浮かぬ顔。

 

「私は下手です」

「こんな演奏じゃダメです」

 

そんなことばかり口にするんです。

 

それである日、涙ながらに言うのです。

彼女はピアノ教室に通っていました。

それでね、ピアノの先生からこんな言葉ばかりをかけられる。

 

「なんでこんなことも弾けないの?」

「下手くそ」

「練習してきたの?」

 

もうね、彼女は心が折れてしまった。

 

でもね、わかるの。

そのピアノの先生だって、そうやって育てられてきたんだよね。

 

スポーツの世界でも音楽の世界でもあるの。

いや、大人が子どもたちに関わるとき、そんな経験をしてきているんですよね。

 

「愛のムチ」

 

それ、もうね、負の連鎖だなって思う。

 

児童虐待の現場に関わることがある。

その親もまた、同じような子育てをされていたりする。

 

 

子どもとの関係性について、僕らはもっと真剣に向き合なきゃいけないなって思います。

 

「愛のムチ」

 

そんなものはもういらない世界が始まっているんだよ。

 

罵れば弾けるようになるのでしょうか?

厳しく指導すれば上手くなるのでしょうか?

 

そのムチは、自己満足のムチなのです。

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

握ったムチを手放して、この子の手をそっと握ろう。

 
くればやし ひろあき

1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住 妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

2001年、大学卒業と同時に正規採用されて名古屋市立の中学校に勤務。愛知教育スポーツ振興財団による中学夜間学級にて講師、名古屋市教職員組合瑞穂支部青年部長、名古屋市教育委員会教育派遣員、全国教育研究集会正会員など、初任の教員としては異例のスピードで評価を高めていく。

2007年、当時市内で最も荒れた中学校を立て直すことに奔走。生徒指導主事、進路指導主事を歴任。
その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて在外教育施設(日本人学校)に出向。当時生徒数が世界最大の日本人学校で生徒指導部長を務める。海外で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。
名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に着任。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートする。

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を行う。

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員した。その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱される。

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』(愛知県安城市)を主催。250人を動員。『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。
2019年 『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。300人を動員。音楽CD『ありがとう』(岡谷柚奈さん)を製作・販売。

同じく2019年、全国でSTR入門講座を開催し、400人が受講。個人セッションとして 100家族以上を相談を行う。また、ご依頼いただき歯科クリニックのコンサルティング及び企業研修を行う。

2020年からは、STRのインストラクターとしての活動をスタートし、基礎講座・応用講座を開催。これまでに門下生55名を育成している。
株式会社ミナクル組織研究所として法人化。