子どもたちの認識を、自分を映す鏡にしてみる


子どもたちの認識は鏡です。


子どもたちの認識が、自分とは異なることってありませんか?

 

「そんな言葉、言ってないのに」
「そんな言い方していないのに」

 

「あの先生はひいきをしている」と訴えられる先生をときおり見かけます。
もちろん、あえて「ひいきをする」なんていう先生はいないでしょう。
すべての子どもに平等に接しているつもりなのに、「ひいき」と取られてしまうのはなぜでしょうか。


「僕は、ひいきなんかしていませんよ」

 

子どもたちの訴えに憤りを感じる気持ち、よくわかります。

 

そんなときは、問題を一度整理してみましょう。

 

「ひいきをしたか」
「ひいきをしていないか」
という議論は、意味がありません

 

大事なことは、子どもたちが、
「ひいきと感じたか」
「ひいきと感じていないか」

 

 

「ひいき」と感じさせてしまったのであれば、感じさせてしまった自身の「在り方」を見つめ直せばいいのです。

 

「したか」「していないか」の議論からは、なにも生み出しません。

 

子どもたちの感じ方、つまり認識を鏡にして自分の在り方を見つめ直す。
そこに映る姿こそ、あなたが子どもたちに見せている姿なのです。

 


ハッピーな先生になるためのステップ

 

 子どもの認識を鏡にして、自分の在り方を写してみる

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。