変えられるのは自分だけ
犯人探しが、学校を苦しくする
うまくいかないとき、その原因を探るのは正しいことです。
ところが、私たちは原因ではなく、犯人探しをしてしまいます。
うまくいかないのは、いったいだれが悪いのか。
子どものせいにしたり、
保護者のせいにしたり、
同僚のせいにしたり、
世の中のせいにしたり、
行政のせいにしたり。
いいえ、違います。
すべてを引き寄せているのは、自分自身です。
自分の思考と感情が周囲の状況を生み出しています。
変えられるのは「自分だけ」
あなたの「在り方」が、今の状況を生み出しているだけです。
けれど、それは「あなた」が悪いわけではありません。
「在り方」、思考、感情がそうあるだけなのです。
だから、マインドを変えていく。
自身の「在り方」を変えていくだけで、解決する問題がたくさんあります。
僕らはいつも、犯人を見つけ、もしくは仕立て上げ、その人を変えようとします。
子どもを変えよう、
保護者を変えようと、
奔走する。
けれど、人はだれかを変えることをできません。
それは我が子で体験済みです。
自分の子どもですら、人は人を変えられません。
まして、児童生徒や保護者を変えようとするなど傲慢なことです。
世の中で、変えられるのは「自分」だけ。
変えられるのは、いつも「自分の在り方」だけです。
今の状況を生み出しているのは、自分の在り方なのです。
うまくいかないときは、自分の在り方を少しだけ変えてみる。
それだけで教室は大きく変わります。
ハッピーな先生になるためのステップ
変えられるのは「自分」の在り方だけであることを知る