この世界は「ひとつ」だということ

お母さんに抱っこされてうれしそうな赤ちゃん

この世界はひとつだよ

この世界はひとつなの。

わかる?ひとつなのよ。

 

 

それなのにさ、私たちはふたつに分離しているわけ。

「良い」と「悪い」に分離しているの。

 

 

これは良くて、これは悪い。

すべてをジャッジするのね。

 

 

「こうでなければならない」

「こうあるべき」

それらはすべて「正解・不正解」の世界の産物よね。

 

 

みんな「良い」を思い求める。

「学校に行くのは良くて、学校に行かないのはダメ」

「成績がいいのは良くて、成績が悪いのはダメ」

そうやって、常に「評価」とともにこの世界を形成しているの。

 

 

そうやって、私たちは「良い」ばかりを追い求めてきたの。

この世界からの働きかけに対して、応えられる自分はOKで、応えられない自分はダメなわけね。

 

 

だから、一生懸命努力したよね。

ダメをなくすために、私たちは努力したの。

ところがさ、結局気づいちゃったわけよ、みんな。

 

 

「良い」をたくさん集めても、幸せになれないって。

ダメな自分を改善したところで、私たちはハッピーにはなれないの。

 

 

ず〜っと正解を選び続けてきたのに、幸せじゃないなんて皮肉じゃない?

 

 

その「正解」は、誰にとっての正解ですか?

もうね、この世界は「正解」と「不正解」の時代じゃないのよ。

そもそも、その「正解」って、あなたの正解じゃないでしょ?

社会が生み出したものよね。

 

 

みんなが「正解だ」って言うから「正解」だと思い込んできたに過ぎないの。

偏差値の高い学校を出るのが「正解」だったわけでしょ?

有名な企業に就職するのが「正解」だったわけでしょ?

 

 

でも、その正解の先にハッピーがないわけじゃない。

必ずしも、あなたのハッピーがそこにあるわけじゃないの。

それに気づき始めた人から、ドロップアウト。

自分がやりたいこと、やってるわよね。

 

 

結局、経済的な豊かさ、地位や名誉は私たちに幸せをもたらさなかったの。

気づいちゃったでしょ?

 

 

だから、そろそろみんな認めた方がいいのよ。

この世界には「良い・悪い」はないの。

 

 

社会に属するものとして、ルール上の「良い・悪い」は存在するわね。

それを守れなければ、この社会には属せない。

それは仕方のないことよ。

 

 

サッカー選手が、「わたし、本当は手を使いたかったの」って気づいちゃったら、サッカーやれないもんね。

別のスポーツをやるしかないでしょう?

 

 

人間も同じよ。

だったら別の社会に属せばいい。

ただ、それだけのことよ。

 

 

日本が息苦しいなら、海外に飛び出せばいい。

学校が息苦しいなら、別の「学びば」を選べばいい。

 

 

ところがさ、「良い・悪い」の世界に生きてる人は「我慢」を選ぶの。

我慢して働き、我慢して学校に行く。

それを「正しい」と信じてる。

 

 

仕方がないわよ。

だって、その人は「良い・悪い」の世界の住人なんだもん。

 

 

でもね、この世界がひとつだって気づいちゃった人は選べばいいのよ。

自分は本当はどうしたいの?って感じきるの。

 

感じる世界を生きてみようよ

考えるから「正解か不正解か」ってなるのね。

もっと感じるの。

感じきるの。

 

 

「アタシ、ホントはどうやって生きたいんだろう?」って。

んでね、それに沿って生きればいいのよ。

だって、あなたの魂はそうやって生きたいのでしょう?

そのままでいいの。

 

 

それが「ありのまま」ね。

まず、自分を丸ごと受け入れるの。

丸ごと、存在そのものを信じるの。

それがスタートラインよね。

 

 

私たちは社会的存在。

だれかとつながることで、私たちはこの世界に存在し続けるの。

だから、だれとつながるかが重要なの。

 

 

魂で生きたいと気づいたあなたは、「正解、不正解」の世界を生きている人とつながると苦しくなるわ。

「なんで学校行かないの?」

「ママがそんなふうで大丈夫?」

そんなこと、言われちゃうもの。

 

 

あなたがあなたらしく生きられる。

そんな世界でつながりをつくるといいわよ。

それが「類は友を呼ぶ」ってことだと思うわ。

 

 

「魂つながり」の類友ね。

それがいいわよ、アタシそう思うよ。

 


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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。