夫婦なんて、どっちもどっちなのよ♡


毎日毎日、

「お母さん」と話をする。

 

 

基本、僕はジャンルで分けるなら、

「子育て」になるんだろうけど。

 

 

話してみると、

「子育て」の相談なんてほとんどなく。

 

 

旦那さんのことか、

自身の両親のことか、

自分の生き方のことか。

 

 

まあ、そんな話になる。

 

 

この日の『家族のトリセツ☆個人セッション』も、

話はほぼ「夫婦生活」の話でございましてね。

 

 

ちなみに、

個人セッションは3月まで満員御礼のため、

4月の予約が始まるまで、

しばしお待ちくださいませ。

 

 

とにかく、

毎日毎日、

「お母さん」と話をするわけ。

 

 

そうすると、

「ウチの旦那はこうなのよ」

「ウチの旦那はああなのよ」と、

まあ出るわ出るわ、愚痴が出るわけ。

 

 

でもさ、

アタシ、

思うのよね。

 

 

うまくいってない関係ってさ、

結局どちらかが悪いなんてことはないわけよ。

 

 

本当はどっちもどっちなの。

 

 

まあ、

奥さん側から散々愚痴を聞かされるとさ、

アタシの目も偏向グラスがかけられちゃうからさ。

 

 

 

「ああ、この旦那さん、

 ダメ男なのかな?」

 

 

…とか思っちゃうわけ。

 

 

 

でもさ、

やっぱ違うのよね。

 

 

ちゃんと会うとさ、

いい人ばかりよ、実際。

 

 

いつも思うのよね。

「どっちもどっちよ」って。

 

 

こんな話を聞いたの。

 

 

奥さん、妊娠して敏感になった。

臭いが気になって仕方がないから、

あらゆるものを無香料に変えたの。

 

 

そんな話を旦那さんにもしたのね。

 

 

「私、香料がダメなの」

 

 

そう伝えたはずだったの。

はずだったの…。

 

 

ある日、

旦那さんは美容院に行ったの。

 

 

そこで、店長さんに勧められて、

身体に影響の少ないシャンプーを勧められたのよ。

 

 

奥さんのことを思って、

旦那さんはそのシャンプーを買ったのね。

 

 

でも、奥さんは怒った。

そのシャンプーには香料が入っていたの。

 

 

「私、臭いが気になるって言ったじゃない!」

 

 

こうして、二人の気持ちはすれ違ったのね。

 

 

でもね、ちょっとだけ立ち止まって。

それ、どちらも愛だよ。

 

 

旦那さんは奥さんのことを思って買ったの。

でも、少しだけ配慮が足りなかったの。

 

 

奥さんは傷つけられたと思ったの。

でも、言葉に少しだけ配慮が足りなかったの。

 

 

愛し合って一緒になった二人でしょう?

生まれた場所も育ってきた環境も違う二人。

DNAも違う二人。

そんな二人が一つ屋根の下で暮らせばさ、

すれ違うことだってあるわよ。

 

 

いいのよ、それで。

どちらが悪いなんてことはない。

どっちもどっちよ。

 

 

すべては愛なの。

歩み寄りましょうよ。

 

 

アタシ、そう思うわ♡

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。