嫁ブロック、旦那ブロック

愛でいけるやん

大阪にある宮田運輸さんを舞台にした映画『愛でいけるやん』を見てきました。

ハートオブミラクルさんの作品です。

 

 

懇親会で宮田社長とパチリ。

素敵な方でした。

 

 

夫婦のパートナーシップ

 

さてさて、今日はパートナーシップのお話ね。

 

人生の伴侶。

愛すべき配偶者。

そう、パートナー。

 

 

まず、忘れちゃいけないのは、「奥さん」は夫の所有物ではないってことね。

反対に、「旦那さん」は妻の所有物でもないんだけどね。

 

 

家族って不思議よね。

 

 

他人のことなら気にならないのにさ。

家族だと気になるじゃない?

 

 

我が子も同じ。

他の子が騒いでても気にならない。

お母さんがあたふたしてると、にこやかな笑顔で、「そんなこともあるわよ〜」なんて言っちゃう。

でもでも、我が子のこととなった瞬間、「静かにしなさい!」ってやっちゃう。

 

 

家族ゆえの葛藤。

あると思うんだよね。

 

 

 

他の奥さんが「台湾行きたい!」って言い出したらさ、僕は「いいねえ」って答える。

でもさ、自分の奥さんだと「えっ!」ってなる。

 

 

他の奥さんが「そのうえ、マウイにも行きたい!」とか言い出す。

やっぱり、僕は「いいねえ」って答える。

 

 

でもさ、自分の奥さんだと「ええええっ!」ってなる。

いや、なるよ!

 

「台湾行きたい!

 マウイに行きたい!

 でも、働かない!」

 

すげーこと言ってるぞ!って思う。

 

 

でも、まあ、この人は俺の所有物じゃない。

行きたいなら行けばいいし。

行かせてあげられる「カッコいい俺」が好き。

 

 

 

ただ、まあ、こういうのってバランスだよね。

ウチの妻の場合はちょっとやりすぎだけど(笑)

 

 

でもさ、人生のパートナーじゃん。

 

 

「俺も我慢してるんだから、お前も我慢しろよ!」だと人生って面白くないよな。

だって、それだと結婚した意味ねーじゃん。

 

 

「お前もやりたいことやれよ。俺もやりたいことするからさ」ってのがパートナーシップだし。

だからこそ、ふたりがいっしょにいる意味があるんじゃね〜かな。

 

 

だから、まあ、働かない!台湾行く!マウイ行く!ってのは、ちょっとバランス欠いてんだけどね(笑)

バランスは欠けてんだけど、まあ、そこは、あきらめてもいるかな(笑)

 

 

本当の愛ってのはさ、「やりたいこと」をやらせてあげられることだと思うよ。

俺が仕事を辞めるとき、妻が言ったの。

 

「公務員のあなたが好きなわけじゃない。あなたならできる!」って。

 

 

普通さ、仕事を辞めるときって、「カフェやりたい!」とか「今の仕事で独立したい!」とかあるじゃん?

俺、違うもん。

 

 

「マツダミヒロになりたい!」だからね(笑)

公務員を辞めてマツダミヒロになりたい!って言い出した旦那。

ヤバいよね。

 

 

 

普通、止めるわ。

少なくとも、俺が奥さんなら止めるぞ。

「あんた、何言ってんの?」ってなるわ。

 

 

そのときの話を妻が今もするんだわ。

 

「不思議となんとも思わなかったんだよね。この人、ミヒロさんになるんだろうなって思った」って。

 

 

そのうえで、あれですわ。

「私は働かない宣言」ですわ。

 

 

「大丈夫!あなたはミヒロさんみたいになれるよ。でも、私は働かない!」

 

 

経済的には支えませんが、あなたは好きなことやってください!

そのうえで、私は好きなことをやるので、がんばって経済的に支えてください!

 

 

すげ〜女だな、って思ったよね、実際(笑)

 

 

まあ、でも、人生って面白いよな。

伴侶ってのはさ、パートナーでしょ。

この人生をふたりで歩いていくって決めたわけじゃん?

 

 

我慢し合う人生もまた人生。

やりたいことやるのもまた人生。

 

 

僕らはふたりで、面白おかしく生きる方を選んだんだわ。

安定?

いらないよ。

 

 

安定すると成長しなくなるからね。

不安定の中を進む方が面白いべ、って俺は思うよ。

 

 

世の中にゃ、嫁ブロックなんて言葉があるらしい。

まあ、逆に旦那ブロックもあるわな。

 

 

でも、本当はさ、背中を押し合えるパートナーでいたいよな。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。