自虐体質の改善


僕らはみんな愛されたいんです。でも、心の奥底で一番の味方であるはずの自分自身が、自分の価値を認めてあげていない。

我慢に我慢を重ね、本当の自分の気持ちに蓋をする。

 

 

「愛されたい」けれど、「愛される価値がない」と思っている。その価値を上げるために、子育てに奔走し、「いいお母さん」を目指す。

自分を責め続ける。もっとがんばらなきゃ、もっとがんばらなきゃって自分を責める。

 

 

もしも、あなたがそういうタイプの人間ならば、出会えて本当に良かったと思います。

 

 

これまであなたは自分自身を痛めつけてきました。傷つけ続けてきました。

「いいお母さん」など、誰も求めていないのです。子どもはそんなこと、求めていないのです。

あなたがキラキラ笑っていてくれれば、それでいい。子どもにとって、母とはそういう存在です。

 

 

あなたが悲しそうにしていることが、子どもは何より悲しい。なぜって、子どもにとって、この世界のすべてはあなただから。

あなたが母であることに苦しめば、子どもは「僕なんて生まれこなければ良かった」と思うでしょ?だって、僕が生まれてこなければ、お母さんはお母さんにならなかった。こんなに苦しまずにすんだのです。

 

 

だから、もうあなたは幸せにならなきゃいけない。この子のためを思うならば、なおのことあなた自身が幸せに生きなきゃいけないんです。

 

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。