僕をネットワークビジネスに誘うのは時間の無駄だよ…。


 
 
最近、やたらネットワークビジネスの勧誘が来る。
このことについて言及しておきたい。
 
 
ビジネスって「儲かりそう」から始めると失敗する。
だから、僕が最初にする「しつもん」は、「それってお金をもらわなくてもやりたいと?」なのだ。
 
 
これ、すごく大事なんだよ。
「お金をもらわなくてでもやりたいこと」を楽しんでやっているとファンが生まれる。
 
 
ファンはお金を払ってでも、あなたの「好き」を購入してくれる。
あなたの「好き」を応援してくれる。
 
 
こういうことをとにかく愚直にやってる人だけが成功するんだよ。
 
 
たとえば、えりちゃんの「筆文字」とかがそう。
彼女はそれが「好き」でやっていて、それを伝えていたら、どんどん広がっている。
 
 
みゆちゃんの「料理」とか、あいちゃんの「おやつ」とか、ゆかちゃんのヒューマンデザインとか、妻の中国茶とか。
とにかく「好き」からスタートしないとビジネスにならない。
 
 
岸本亜泉ちゃんの「心書」も、耕太くんの「うどん」も同じ。
まず、「それが好きか」から始める。
 
 
お金がもらえるならやる。
お金がもらえないならやらない。
まー、それが普通なんだけどさ。
 
 
でも、それだと今の時代ってビジネスにならない。
この傾向、どんどん強まってる。
 
 
商品力よりも「誰から買うか」が重要になってんのね。
 
 
 
 
で、話をネットワークビジネスに戻そう。
 
 
最近、やたらネットワークビジネスの勧誘が来る。
Facebookに何度か投稿したことあるけど、僕はやらないから。
あのね、「やらない」と決めているの。 
 
 
実は僕、ネットワークビジネスで成功した人を何人も知っている。
 
 
そして、その方たち、「ネットワークを作ることが好き」だったのね。
「商品が好き」ではなく「ネットワークを作ることが好き」。
ただ、そのネットワークの管理に疲れて辞めてしまった人ばかりなんだけど。
 
 
僕はネットワークを構築するのは「好き」でもなければ「得意」でもない。
僕が作るのは、いつも「コミュニティー」なのです。
 
 
で、先に言っておくと、どれだけ「儲かりそう」とか「権利収入が」とか言われても、僕の心はまったくなびかない。
僕にとって大事なのは「好きか、嫌いか」「やりたいか、やりたくないか」「かっこいいか、かっこ悪いか」「美しいか、美しくないか」だから。
 
 
この前も面白かったよ。
「権利収入で優雅な暮らしが手に入ります」ってメッセージもらったからFacebookの投稿見に行ったら、ファストフードと回転寿司の投稿がいっぱいあった(笑)
僕の描く優雅な暮らし、それじゃないなー。
 
 
ちなみに、僕はネットワークビジネスに対して否定的な意見も感情もない。
大元の人からこのビジネスを考えた場合、代理店契約をして広告費を抑えて拡散していけるのは、ビジネスモデルとしては賢い選択だな、と思う。
 
 
また、すでにそれなりの規模のネットワークをもった人が代理店となって拡散させていくのもいいなぁ…と思う。
つまり、「すでにそれなりの規模のネットワークをもった人」は次々に商品を仕入れていけばいいモデルになっている。
 
 
問題は「自分を中心としたネットワーク」を持っていない人である。
その状態からネットワークを構築するのは、かなりの努力が必要なのだ。
 
 
まして、ネットワーク商品を売りながらネットワークを作るって難しいんだよね。
そのあたり、「すでにそれなりの規模のネットワークをもった人」はネットワークを作りやすい商品でネットワークを作ってから売りにくい商品を売っている。
 
 
わかります?
たぶんこの意味がわからないでやるのは、あまりにも無謀だと思う。
 
そして、「自分を中心としたネットワーク」を持っていない人はやたら「権利収入」で人を釣ろうとする。
釣ってもいいんだけど、そうするとさらに「自分を中心としたネットワーク」を持っていない人が集まってくる。
 
すると管理が大変になる。
やがてクレームが集まる。
ネットワークが崩壊する。
 
 
僕ね、興味ないし、やりたくないの。
好きなことだけして生きていたいから、そんなことに興味ないんだ。
 
 
あとね、僕は僕自身をマネタイズして生きるタイプの人間なのね。
最も投資効果が高いのは僕自身への投資。
ちゃんと自分に投資したら、倍以上になって返ってくるのね。
 
 
自分でお金を生み出す能力があるため、「権利収入」に全然ピンと来ないのです。
 
 
あと、僕を介して知り合った人に売りつけるのも辞めてほしい。
それって僕のコミュニティーを壊す行為だからさ。
 
くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。