ママの笑顔が栄養素!…とは言え、子育てで笑えないママはどうしたら笑顔になれるの?


子どもにとって、ママの笑顔が一番の栄養素。

とは言え、子どもの前で笑えないってママ、増えているのだそう。

 

 

慌ただしい日々に忙殺されて、笑う余裕すらない毎日。

「笑顔」を求められることが辛い。

そんなママも多いみたい。

 

 

「笑顔じゃなきゃ、ダメなんですか?」

 

そんな質問も良くいただきます。

 

 

子どもの前で、笑顔でいたい。

でも、笑えない。

そんなとき、あるよね。

笑顔って無理して作るものではないし。

 

 

じゃあ、そんなとき、どうしたらいいんだろう?

というのが、今日のお話です。

 

 

心の貯蔵庫を満タンにする。

笑顔って、心の貯蔵庫が満タンになって初めて「あふれる」なのね。

「あふれる」から笑みが「こぼれる」わけじゃない?

 

 

心の貯蔵庫が空っぽで乾いてて、それで「笑顔」を振り絞るなんて、やっぱり難しいよね。

だから、まず心の貯蔵庫を満タンにすることからスタートしよう。

 

 

おしゃれしていいし。

好きな服着ていいし。

好きなカフェ行ってお茶していいし。

 

 

託児とかファミサポとか上手に利用して、自分を満たす時間を作るといい。

 

 

子どもを預けて自分が好きなことをする時間を作ることに罪悪感を抱くママも多いんだけど。

いやいや、ちょっと待って。

 

 

心の貯蔵庫が枯れたまま、笑うことすらできず、子どもに冷たく当たるぐらいならさ、たまには羽を伸ばしてきてくれた方が子どもはうれしいんじゃなかろうか?

 

 

パパやご実家が助けてくれるなら、それでもいい。

パパやジジババは積極的に「お母さんの休日」を作る努力をしてほしい。

 

自分への感謝を忘れない。

ママが笑顔であることは重要なのだけど、心からの笑顔なのか、頭で「笑わなきゃ」って考えて生み出した「笑顔」なのかじゃ、全然意味合いが違うじゃない?

やっぱ子どもとしても、心から笑ってるママが好きなのね。

 

 

で、だよ。

心から笑うってのは努力するものじゃないの。

がんばって笑ったら変でしょ?

 

 

毎日、家事に育児に息つく暇なく大変だよね。

笑えない日々かもしれない。

どんどん心の貯蔵庫が枯れていく。

 

 

「ありがとう」と感謝の言葉もない。

ねぎらってもらうこともない。

そんな日々では、ますます枯れていくばかり。

 

 

だからこそ、自分自身がまず日々がんばってる私自身に「ありがとう」を伝え、ねぎらってあげることが大事なんだと思う。

 

 

自分を大事にする。

自分に感謝する。

 

 

これですよ、これ。

 

魔法の質問

心の貯蔵庫は何%満たされていますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。