子どもが「ママ嫌い!」「パパ嫌い!」って言ったら。


子どもが

「ママ嫌い!」

って言ったらショックだよね。

 

 

そんなとき、

あなたは何て声をかける?

 

 

2才の長男くんのもとに

0歳児の妹がやってきた。

 

 

赤ちゃんだもの、

可愛いよね。

 

 

みんなに可愛がられる。

自然と注目を集める。

 

 

長男くん、でもやっぱ2歳。

まだまだ甘えたい盛り。

 

 

お母さんはどうしても

妹に取られてしまう。

 

 

お母さんは長男くんのことが気になっていました。

でも、なかなか長男くんのことまで手が回りません。

 

 

お母さんには心の余裕がありませんでした。

そんなときに限って、長男くんが言うのです。

 

 

「ママ嫌い!」って。

 

 

イライラしているうえに、

「ママ嫌い!」のキツい一言。

 

 

それで、お母さんは言いました。

 

 

「なら、いいよ」って。

 

 

そして、妹の方に行ってしまう。

そんなことがあったのだそう。

 

 

だからね。

 

 

 

子どもがもし「ママ嫌い!」と言ったら。

 

 

「それでもママは、

 あなたのことが大好きだよ」

 

 

たった一言でいいのです。

この一言でいいのです。

 

 

だって、真実でしょう?

 

 

子どもがたとえあなたのことが嫌いでも、

あなたは目の前の子どもを愛している。

それに変わりはないはずです。

 

 

愛されているから

愛しているわけではない。

 

 

親から子への愛情は、

ギブ&テイクではないのですから。

子どもと接するときは、

いつだって真実と向き合っていたい。

 

 

「ママ嫌い!」

   と言われたら、

 

 

「それでもママは、

 あなたのことが大好きだよ」

  でいいのです。

 

 

けれど、

それだって心の余裕がなければ

伝えることができません。

 

 

だから、

旦那さんに伝えましょ♬

 

 

お母さんにだって「休日」が必要ですよ。

 

 

お母さんは24時間営業。

365日年中無休ですから。

 

 

ひとたび家を出れば「お父さん」をお休みできる男性とは、

そこが違います。

 

 

お母さんは、ず〜っとお母さんなのです。

 

 

だから、

お母さんにはお休みが必要

なんです。

 

 

 

 

行政にはいろんな支援もあります。

それらも活用しましょう。

 

 

「子どもを預ける」ということに

罪悪感を感じるママはたくさんいます。

 

 

でもね、忘れないでください。

 

 

人間は一人では子育てができないように

神様にデザインされた生き物です。

 

 

 

「助けてもらう」が「普通」なのです。

お母さんがご機嫌でいることが何より大事。

 

 

子どもを預けることに罪悪感?

ちょっと待って!

 

 

お母さんが不機嫌でいることの方が

罪ですから!!

 

 

ママがご機嫌でいること。

 

 

「ママなんて嫌い!」には、

「それでもママはあなたのことが大好きよ!」

と言えるぐらいご機嫌でいてほしいと思います。

 

 

だって、

それが子どもたちの願いなのですから。

 

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。