料理なんてレシピ通りに作ったら、同じものができると思っていました。ところが、結婚して実家に帰ると、「お袋の味」というのが、ちゃんとあることに気づかされます。不思議なもので。口にした瞬間、子どものころにタイムスリップしたよ...
「バカじゃないの?」って思うルールだって子どもたちには指導しなきゃいけない。理不尽なルール。くだらないルール。「そんなときはどうしてるの?」 そういうご質問をいただきました。僕ね、ホント、ルールなんて嫌いで、できればルー...
比べないこと。とは言え人はどうしても比べてしまうもの。でもねそれが苦しさの始まり。他の子どもと比べてしまう。他の親と比べてしまう。するとなんだか「できないところ」ばかり目に留まってしまいます。「優劣」で捉えると、劣ってい...
子どものころ、親にされて悲しかったこと、ありませんか?そういうことって、いつまでも心の奥に、引っかかっていたりします。忘れられない痛み。一生懸命作った工作が、ゴミと間違えられて捨てられていた。いつもより良い点数だったテス...
子どものころ、親にしてもらってうれしかったこと。それは些細な日常の風景。たとえば、授業参観に来てくれたとか。たとえば、お弁当に大好きなおかずが入っていたとか。そんな些細なことなのに。心に色鮮やかに残っています。子育てで大...
語っている言葉と伝えたい言葉は違う。「うざいんだけど」は(もっとわかってよ!)だし、「ほっといてよ」は(もっとちゃんと聞いて)だし。とかく、子どもはややこしいのだけど。それを受け止めることができるアンテナをもちたい。だか...
子どもたちとスゴロクをやっていたんですね。そしたら、長男くんが妹に怒りながら言うんです。「早くサイコロ振ってよ!」でも、長女ちゃんなかなかサイコロを振りません。その代わりに一生懸命手を振ってるの。サイコロ握った手をね懸命...
眉間に皺をいっぱい寄せて話を聞いてる人がいる。一方で、いつもニコニコ顔で話を聴いてくれる人がいる。あなたはどちらの人と話をしたい?スマホ片手に、聞いてるんだか、聞いてないんだか。空返事ばかりの人もいる。一方で、手を休めて...
ある朝のこと。「誕生日おめでとう」そう言う僕に、彼はうれしそうにこう尋ねてきた。「見て見て。 父ちゃん! 背、伸びてる?」誕生日が来ると大きくなると思っていた我が子。目が覚めたら、背が1歳分だけ伸びてると思ったらしい。か...
自分のことを「先生」と呼ぶ職業を他に知りません。もちろん、「先生」と呼ばれる職業は、たくさんあります。政治家さんにお医者さんをはじめ、士業の方などは「先生」と呼ばれることが多い。けれど、そういった方々も、自分のことを「先...