人生のゲームチェンジに対応する


この前、老後2000万円というのが話題だったのに、もう老後は3000万円必要とか、4000万円必要とか、そんなことが話題になっている。

 

 

そんなお金、用意できないよね。

みんながみんな、それを準備するのは無理ゲー過ぎると思うのだよ。

 

 

僕らはもう、生き方や働き方をゲームチェンジするしかないんじゃないか、って僕は思っていて。

 

 

ルールそのものを変えるような、革新的なアイデアが必要なんだな。

 

 

まず、「老後」って言葉がよくない。

「老いた後」と書くけどさ、この「現役を退いた感」がよくないよね。

 

 

何もしないで年金で暮らしてます、みたいな人生の終末はもうないんじゃないか。

これからの時代は死ぬまで現役なんじゃないかな、と思うのね。

 

 

お年寄りになっても働くのが当たり前というか、ライフとワークが一体になる感じ。

 

 

今の僕の働き方なんたまさしくそうかな。

ワークライフバランスとか、ないよね。

 

 

ライフそのものがワークだもん。

ワークがライフだし。

 

で、そうなるとさ、もう平成や昭和の「身を粉にして働きます」みたいな感じは無理じゃないですか。

 

 

パワハラだなんだとハラハラな時代になったけど、まさにそれもそんな流れでさ。

 

 

肩の力抜いて好きに働いて、ちょっと辛かったら辞めて、みたいな。

 

 

「あー、もう五月蝿いこと言うなら辞めますわ」みたいなね。

 

 

年功序列で、一つの会社にしがみついてがんばりますモデルは終焉を迎えて、いろんな仕事をしながらサバイバルしていく時代なんだろうな。

 

 

高齢化社会っていう、高齢になっていく社会なんてさ、とっくの昔に通り過ぎてて、今や完全に「超高齢社会」なわけじゃん?

 

 

現役世代2人で1人の高齢者を支える社会になりつつあるのよね。

 

 

まー、僕らが高齢者と呼ばれる時代に、まだ年金制度が成立しているとは、やっぱ思えないのよね。

 

 

だからもう、今から働き方や生き方を考えなきゃいけない。

ホントそう思うよ。

 

 

それに、さらに未来が長い子どもたちはさ、良い学校入って良い会社に入って、みたいな成功モデルが終わりを迎えている以上、今まで以上にサバイバルできる力が必要だと思うのね。

 

 

その頭で考え、人とつながり、圧倒的に行動できる。

まさに、この荒波を生きるために必要な力よね。

 

 

ペーパーテストで良い点数を取る能力なんて、役に立たない時代が来てるのだよ。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。