子育てを難しくしているのはだれですか?

育児疲れ 絵本で子育て

子育てを大変にしているのはだれですか?

絵本の読み聞かせをしなきゃいけない。

テレビは見せちゃいけない。

離乳食はいつからで、おむつがどうで、母乳がどうで。

何歳から公園デビューして、何歳からどんな玩具を与えようか…。

 

 

 

もうね、なんかさ〜

「こうでなければならない」

が多すぎると思うんです。

 

 

疲れない?

 

 

先日、絵本講座を我が家で行ったときのこと。

こんな質問がありました。

「絵本を読んであげたい。でも、21時までに寝かさなきゃいけない。どうしたらいいですか」

 

 

うん!悩むよね。

 

 

愛の選択、恐れの選択

「こうでなければならない」

それは「恐れの選択」。

 

 

「恐れの選択」をすると苦しいんだよ。

 

 

絵本なんて読まなくたって、子どもは育つから。

21時に寝なくたって、子どもは育つから。

「こうでなければならない」に縛られると苦しくなるよ。

 

 

だってね、そんな子、いっぱいいるよ。

だから、まず氾濫した情報に惑わされて、自分を責めるのはやめよう。

大丈夫!

テキトーで。

 

「自分がどうしたいのか」を素直に受け止めよう♪

でね、ここからが大事。

「愛の選択」をするの。

自分がどうしたいのか。

ちゃんと自分に問いかける。

素直に全部受け止める。

 

 

そんな自分を受け入れ、認め、許し、愛する。

うん、それでいいのだ!

 

 

絵本を読んであげたいなら、読んであげればいいじゃない?

一緒に積み木で遊びたかったら、遊んであげればいいじゃない?

自分がどうしたいのか、それが大事なの。

 

 

でね、「愛の選択」をして自分の内側をちゃんと満たしていくの。

絵本を読んであげたいから、読んでいる。

 

 

いい?

読まなきゃいけないから、読んでるんじゃないの。

読みたいから読んでるのよ。

 

 

それでいいの。

で、ちゃんと自分の心のグラスを満たすのね。

 

 

そうすると、そのグラスからあふれたエネルギーが、その下に並んだ子どもたちや旦那さんのグラスをも満たしていくことになるの。

まずは、素直に自分と向き合う。

それが大事!

『シャンパンタワーの法則』ってそういうことね。

 

 

絵本が読みたいなら、読んであげればいい。

それで、21時に寝られなかったら?

大丈夫!

21時に寝ようが、22時に寝ようが、日付けをまたごうが、朝まで起きてようが、子どもはちゃんと育つから。

 

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

この子のために、心からしてあげたいことは何ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。