完璧なお母さんだと子どもは疲れる♪
「私は完璧なお母さんよ!」
という方は、読まないでください。
気分を害されることを書いていると思います。
だから、絶対に読み進めないでください。
読み進めておいて、
文句を言うのはやめてくださいね。
いいですか?
「私は完璧なお母さんよ!」
という方は、もう読んでませんね?
では、安心して書きますよ…。
いいですか?
完璧じゃなくたっていいんです。
料理もできて、
洗濯もできて、
掃除もして、
子どもの学校のこともテキパキこなし、
子どもの勉強の面倒も見て、
あれやって、
これやって。
うん!
そんなの無理!
旦那さん!
そんなこと、
奥さんに求めちゃダメだよ。
だれに言ってると思う?
はい、僕自身に言ってます。
けっこう欠けた部分だらけのくせに、ついつい妻にはそういうことを要求してしまうヒドい旦那さんです。
はい、すいません。
でね、これってお母さんのと子どもの関係と同じなの。
お母さんが完璧だとさ、子どもにも同じようなことを要求するの。
よく言われるんです。
「私も学生時代は勉強を必死にやってきました。
だから、この子もやれるはずなんです!」
はいはい。
人間って、自分基準で世界を眺めるじゃない?
自分ができることは、だいたい他の人もできるだろうって。
「私はこうでした!なのに、この子は…」
みたいな話が、一番子どもには気の毒なんだよね。
だって、この子はアンタじゃないわけだし。
でしょ?
そういうの、
子どもには辛いよね。
よくさ、
「人に厳しく、自分に甘い」とか
「人には優しく、自分には厳しい」とか
言うけどさ。
実際は、
「自分に優しい人は、人にも優しい」
「自分に厳しい人は、人にも厳しい」
そんなところがあると思うのね。
自分に寛容になれない人が、
他人に寛容になることって難しいのです。
だからね、まず自分を許すことですよ。
完璧じゃない自分を認めること。
「完璧じゃないけどさ、
私はお母さんとして
がんばってる!」
それでいいんだよ。
そのうえで、
子どものことも許してあげるの。
認めてあげるの。
お互いに完璧さなんて求めないで。
できないところがあるのが、
人間というもの。
そうやって互いに認め合ったら、
子どもとの関係って整うから。
子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉
完璧じゃない自分も丸ごと愛そうぜ!