ウチの子が劣っているように見える

勉強ができない 通知表

そもそも「優れている」とか

「劣っている」とかの

「ものさし」って何なのでしょうか。

 

勉強ができる者を優れていると考えるから、

「勉強をさせなければ」という考えが生まれます。

 

運動できる者が優れていると考えるから、

「運動させなければ」と考えてしまいます。

 

学校に行くべきだと考えるから、

学校に行かないことに悩むわけです。

 

優と劣

正解と不正解

 

そんな「ものさし」を

自分の中につくってしまうと、

ついつい比べてしまうわけです。

 

それが価値観ってヤツなんでしょう。

そんな「ものさし」で

子どもの輝きを計ろうとするから

苦しくなるんです。

 

 

大人も一緒、

子どもも一緒。

比べるための「ものさし」はいらないの。

 

「長い」があるから

「短い」は存在する。

 

「悪」があるから

「善」が存在するわけ。

 

つまりはそもそも一つなの。

それを二つに分けているのは、

僕らのものさしなんです。

 

その子がどう在りたいか。

その声に耳を澄ましてあげよう。

 

いや、あなたはどう在りたいのか。

自分の声にも耳を傾けてあげてほしいな。

 

自分の価値観で、

子どもを眺めるから、

「優」と「劣」は生まれるの。

 

この子はこの子。

それだけで素晴らしい存在。

 

そう!

存在そのものを認めたら、

もっと心地いいんです。

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

あなたの中にあるのは、どんなものさしですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。