先生という志事をシンプルに加速させる方法♪

人間関係を構築する

人間関係を構築せよ!

「学校の先生」が円滑に業務を進めるためのポイントは人間関係を構築することです。

児童や生徒との関係。

保護者との関係。

この人間関係を構築することが何より大切です。

 

それはなぜでしょうか。

 

 

 

この春、先生になったあなたへ。

そして、昨年度、学級がうまくいかなかったあなたへ。

今日も、教室がハッピーになるために大切なことを書きますね。

 

日々、たくさんのご相談をいただきます。

それでね、気づいたことがあるの。

 

 

学級経営がうまくいっていない先生。

教室がどうにも息苦しい子どもたち。

そこにどんな共通項があったでしょうか。

 

 

学校に関する様々な悩みやご相談。

そこにはある事実が浮かび上がります。

 

それはね、

「先生と子どもの関係性が悪化している」

という事実です。

 

これは、学級経営のポイントですからね。

まず、人間関係が大事なのです。

 

 

改善点はそこじゃない!

心理学の用語で「ラポール」なんて言葉があります。

残念ですが、学校の先生たちは、そのことをお腹の底では理解していないように感じます。

 

教室運営がうまくいかないとき。

生徒との関係、児童との関係が悪いとき、ついつい犯人探しをしてしまいます。

 

自分の要領が悪い。

授業のスキルが低い。

センスがない。

 

それから、子どもや親が悪い。

 

学級経営がうまくいかない理由はそこではないのです。

それは勘違いです。

 

 

子どもたちは、先生の技量なんか見てない。

「授業がうまくなれば」

「指導力が上がれば」

学級経営はうまくいくだろうと考えがちです。

そうやって信じられてきた部分もあるでしょう。

 

 

でもね、自分が子どものころのこと、思い出してみてください。

一人ひとりの先生の指導力が、どちらが上でどちらが下か、なんて考えたことあります?

 

もうシンプルでしたよね。

 

「この先生はおもしろい」

「この先生はつまんない」

 

そんなものでした。

 

あのね。

崇高なテーマで研究授業したってさ、子どもたちにはそんなことはよくわからないのです。

それはもう、教師の自己満足です。

 

いいですか?

指導力ってのは大事だとは思うよ。

でも、それは万能なものじゃないの。

だから今、教室が本当に苦しいなぁって先生が最初にすべきこと。

それはね、子どもとの関係を整えることなんです。

 

 

なぜ関係性なのか。

子どもとの関係が整っていればね、多少のことは大丈夫なの。

経験があると言ったって、ミスはしますよ。

ときに傷つけてしまうこともありますよ。

完璧になんてやれないもん。

 

でもね、

学級担任としてうまくいくのはなぜかというと、子どもとの関係性が整っているからなの。

それぐらい関係性を整えるって大事なのね。

 

 

これならさ、大学を卒業して、初めて先生になった人でもできるじゃない?

授業がうまくなるとか、学級経営がうまくなるってのは、経験がものを言う。

どうしたって一朝一夕にはいきませんよ。

 

でもね、関係性を整えるってのだけは、今すぐにでもできることだから。

ぜひ、この春は子どもたちとの関係性を整えるということを意識してみてください。

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

人間関係を構築するために、あなたができることは何ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。