リレーションシップを育む「在り方」


ちょっと毒を吐いていいですか?

 

子育て講座をする講師さんを見て、僕が気になったことがあるんです。

 

プロフィールを見ると、

基本的にみんな、

過去に子育てがうまくいかなかったらしい…。

 

 

それで「◯◯」に出会った。

「◯◯」を学んだら、子育てがうまくいくようになった。

だから、「◯◯」を広めたい…。

 

 

基本的にこの流れだ。

だからだろうか。

 

 

「子育てはこうしたらいいのよ」的な投稿が多い。

ブログを見ても、あまりおもしろくない…。

 

 

一方。

「いや〜、

 よくわかんないけど、

 ウチの子はみんないい子なのよ」

という人は子育て講座をやらない。

 

あれはなぜだ?

で、僕は基本的に子育て講座をやるつもりはない。

ノリが好きじゃないんよ、ノリが。

 

 

100人いたら100通りの子育てがあるじゃん?

だから、その「◯◯」はあなたの子育てにはうまくいったかもしれないけど、別のだれかにとってもいいとは限らないわけさ。

 

 

なぜ「つながり」なのか。

最近、ずっと「つながり」をテーマにして書いている。

そんなわけで、僕は今、「つながり」をテーマに講座を設計している。

 

なぜ、つながりが大事なのか。

 

いや、もうね、教室で暴れちゃう子とか、タバコ吸っちゃう子とか、万引きしちゃう子にバイク乗っちゃう子に、全身ピアスに…、いろんな子がいたの。

引きこもっちゃう子もいたし、いじめっ子もいじめられっ子もいたの。

 

 

んで、そんな子どもたちと僕がうまいことやってこれたのはなんでかな〜?って考えたとき、出てきた答えは「つながり」だったの。

 

 

家では、反抗期だなんだって言われてるのに、学校じゃ話をしてくれるんだよね。

「おい、他の先生に言うなよ!」とか言われて。

「おい、親には絶対言うなよ!」とか言われて。

 

 

(なんで、コイツらはオレに話すんだろ…)

 

できれば、あまり聞きたくない話も多い。

「おい、それ完全に犯罪じゃね?」みたいな話もある。

そうすると僕の胸の内に仕舞っておくわけには行かない。

 

 

そういういわゆる「聞きたくない話」までしてくる。

それはなぜだ?

それをまとめてみた。

今、テキストにまとめている。

半分もできていないのに、50ページぐらいある。

 

 

思春期というもっとも多感な時期の子どもたちとつながるコツがわかれば、子育てやパートナーシップ、ビジネスにも応用が可能だと思っているの。

 

講座を設計するとき、「過去にできなかったことを克服したこと」を講座化するよりも「よくわからないけれど自然とうまくいっていたこと」を講座化した方がいいと教えられました。

 

 

そして、競合他社を喜ばせるイメージが良いとも教わりました。

僕が16年間、ずっと意識してきたことをまとめることで、子どもたちと関わるすべての人に喜ばれる講座ができると考えています。

 

 

いかにして、「つながり」をつくるか。

人間関係を整える方法。

リレーションシップビルディング(人間関係構築)のメソッドです。

 

 

 

子どもとつながる問いかけの魔法

あなたにとって「つながり」とは何ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。