「こうでなければならない」を手放す

何を手放しますか?.

飛行機が遅延した。

けれど、何も困らないのは、

明日の予定がないからだ。

 

 

もしも、

明日、予定が入っていたら。

帰国できなくては困る。

 

 

帰らなければならないからだ。

 

 

海外を飛び回ってみた。

当然、時差がある。

だが、時差ボケは起こらない。

 

 

なぜなら、

起きたいときに起き、

眠りたいときに眠る。

そんな生活を、

日本でも、海外でも、

続けているからだ。

 

 

従うべきは、

自分の体内時計であって、

その国が定めた時間ではない。

 

 

思うに、

僕らの周りには、

たくさんの「こうでなければならない」

存在する。

 

 

それらを一つ一つ手放していく。

それはとても勇気のいることだ。

 

 

僕らを取り巻く「こうでなければならない」

 

 

それらがあるからこそ、

社会が、社会として機能している。

 

だから、

そのすべてを手放そうとは思わない。

 

 

 

だが、あなたを取り巻く世界の中で、

とても息苦しい「こうでなければならない」が存在するならば、

それを思い切って手放して見るといいだろう。

 

 

790日、毎日メールマガジンを配信した。

ブログを更新し続けた。

 

 

あるときから、

「毎日書かなければならない

というマインドに縛られていたと思う。

 

 

「教育」と「子育て」の専門家として、

「教育」と「子育て」について

「書かなければならない」というマインドに縛られていたと思う。

 

 

絶海の孤島、ニウエというインターネットのない国に行き、

僕は自分が「縛られていること」に気がついた。

 

 

配信がストップした今、

僕の中に「書かなければならない」は存在しない。

 

 

ただ「書きたい」という衝動で書いている。

それは、内側から沸き起こるパッションだ。

「ワクワク」ってやつだ。

 

 

もし、あなたが、

「こうでなければ」に縛られて息苦しいなら、

まずはひとつだけ手放してみることだ。

 

 

何かを始めるならば、

何かを手放さなければならない。

 

 

ポイントは、

手放すなのだ。

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

何を手放しますか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。