「こうでなければならない」を手放す
飛行機が遅延した。
けれど、何も困らないのは、
明日の予定がないからだ。
もしも、
明日、予定が入っていたら。
帰国できなくては困る。
帰らなければならないからだ。
海外を飛び回ってみた。
当然、時差がある。
だが、時差ボケは起こらない。
なぜなら、
起きたいときに起き、
眠りたいときに眠る。
そんな生活を、
日本でも、海外でも、
続けているからだ。
従うべきは、
自分の体内時計であって、
その国が定めた時間ではない。
思うに、
僕らの周りには、
たくさんの「こうでなければならない」が
存在する。
それらを一つ一つ手放していく。
それはとても勇気のいることだ。
僕らを取り巻く「こうでなければならない」
それらがあるからこそ、
社会が、社会として機能している。
だから、
そのすべてを手放そうとは思わない。
だが、あなたを取り巻く世界の中で、
とても息苦しい「こうでなければならない」が存在するならば、
それを思い切って手放して見るといいだろう。
790日、毎日メールマガジンを配信した。
ブログを更新し続けた。
あるときから、
「毎日書かなければならない」
というマインドに縛られていたと思う。
「教育」と「子育て」の専門家として、
「教育」と「子育て」について
「書かなければならない」というマインドに縛られていたと思う。
絶海の孤島、ニウエというインターネットのない国に行き、
僕は自分が「縛られていること」に気がついた。
配信がストップした今、
僕の中に「書かなければならない」は存在しない。
ただ「書きたい」という衝動で書いている。
それは、内側から沸き起こるパッションだ。
「ワクワク」ってやつだ。
もし、あなたが、
「こうでなければ」に縛られて息苦しいなら、
まずはひとつだけ手放してみることだ。
何かを始めるならば、
何かを手放さなければならない。
ポイントは、
手放すなのだ。
創造的な人生を生きるためのしつもん
何を手放しますか?