「私なんて症候群」


お母さんがもっと自分を生きるための連続講座「パッション ライフ カレッジ』。

その中で、妻が手料理を作って振る舞った。

 

 

「あの…、美味しくないかもしれないけど」

 

「あっ、これは自信ないな」

 

「これね、味はどうかな…。お塩とか入れて調整してね」

 

 

 

たとえば、これがレストランだったらどうだろう?

 

「お客様、お待たせいたしました。こちら、前菜になります。美味しくないかもしれないけど」

 

「続いて、スープになります。これは自信ないな」

 

「最後にメイン料理になります。味はどうかな?お塩とか入れて調整してね」

 

 

もう、絶対行きたくないよね。

 

ソムリエにワインを頼んだら「美味しくないかもしれませんが…」って言われたらどう?

友だちがお笑い芸人で、「あんまり面白くないけど来てよ」って言われたら行きたい?

 

 

そういうこと、女性はやってしまいがち。

 

 

the私なんて症候群!

 

 

 

キラキラ女子の集い。

みんな美しいドレスを着飾り、高級ラウンジで記念撮影。

最前列にはきれいなお姉さんが並ぶ。

膝下は美しくナナメに。

 

 

うーーん、キラキラ。

 

 

でもさ、最後列の女子よ。

君はその集団じゃなくないか?

 

 

あのさ。

キラキラしなくていいんだよ。

私なんて症候群の人は、ときおりキャパオーバーの無理をしちゃう。

 

 

ウチの妻もいっときしてたんだよね。

「私ってすごいの」的SNS投稿。

 

 

「それ、自分らしくなくない?」

 

 

自分を生きるって難しい。

自分を下げたり、自分を上げたり。

 

 

ありのままに、そのままに。

自分を生きるって難しいんだなぁ。

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

どんな人生なら、最高と言えるだろう?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。