僕は学校に批判的な立場ではありません。
以前、元「学校の先生」と名乗る人のyoutubeを見た。
僕は、その職業にあった人が、その職業で知り得た情報で、その職業の批判をするのは、反則だと思っている。
たかだが数年、臨時職員を経験したぐらいで、「学校は間違ってる!」みたいな発信をしていくことには、ムッチャ違和感を感じる。
なんか「元先生」として、学校のこと全部わかってますよ〜って顔して、学校をディスるってのは違うと思うんだよな。
学校現場で必死に働いてる先生がいっぱいいるわけじゃん?
その先生たちの足を引っ張る行動っては、僕は美しくないと思う。
はっきり言って嫌い!
そんなの、現場に入ればさ、「こんなのおかしい!」って思うことなんて山ほどあるよ。
そんなの、校長先生や教頭先生や教育委員会だって、みんな感じてるって。
でも、そういう長〜〜い間に培われてきたものを変えるのって簡単じゃないんだよ。
文句あるなら、せめてちゃんと採用されて主任ぐらいになって、学年運営ぐらいしてみるといいよ。
変えられることと変えられないことがあるんだ。
そういうのなしに、とりあえず批判するってのが、僕は好きじゃない。
「読者です」って、別にいいです。
読まないでください。
解除してください。
僕は、学校の先生も、文部科学省も、保護者も、フリースクールも敵じゃないです。
全部の味方です。
全部の味方になることが、最終的に子どもたちのハッピーにつながりますから。
なんか、マジで面倒くさいです。
そもそも。
ず〜〜っと、僕のブログやメルマガを読んでくださっている賢明な読者ならもう分かっているだろうけれど、僕は学校に対して批判的な立場ではない。
読解力のない人には伝わらないかもしれないけれど。
僕は「学校」を応援しているし、「学校の先生」がもっとハッピーなら最高だと思っている。
1000記事ぐらいあるこのブログのほとんどは、先生をお助けするコンテンツになっているし、メルマガに登録した方にプレゼントしている動画は『定時に帰る7つの秘訣』である。
だから、ときおり読者と名乗る人から「学校は間違ってますよね?」みたいなメッセージが来ると、正直困る。
僕は学校が間違っているとは思っていない。
そもそも「大昔」から学校はこんな感じだった。
それ、初期設定ですから。
ただ、時代に合わなくなってきているのも事実だよね。
だから、それに合わなくなったら「学校に行かない」って選択もありだと思う。
「学校は間違ってる!」と言って「学校」を変えようとする人がいる。
一方で、「学校は合わない」と感じて「学校」を作ってしまう人もいる。
まあ、僕は「学校」を作ってしまうような人を応援したいと思うんだよね。
今、何が問題かというと、選択肢がないことなんだ。
フリースクールはまだまだ少ないし、必要としている子どものニーズを満たしきれていない。
学校に行きたい子は学校に行けばいいし、学校ではない学びを選びたい子は、それを選べばいい。
「不登校」なんて言葉でカテゴライズするから、なんだか学校に行かないことが悪いことに見えてしまう。
そもそも、日本の学校はそういうものだし、それに合わない子は一定数存在していた。
もう、昔から存在していた。
ただ、他に選択肢がなかった。
今、少しずつ選択肢が生まれてきている。
さらに、学校に行かないという選択が少しずつ認められてきている。(もちろん、超少しずつだけど)
だから、僕は「学校の先生」も応援したいし、フリースクールの先生も応援したいし、お母さんとお父さんも応援したい。
そういうエネルギーで、活動をしている。
だから、「学校、間違ってますよね?」みたいなエネルギーで来られると、正直面倒臭いのだ。
そもそもただ批判するだけってのが安っぽいんだよ。
対案を示せ、と。
その点、学校を作っちゃう人たちは、対案として自分でフリースクールを作ってるわけでしょ?
すごいよね。
やっぱアクションだよ。
僕は『子どもとつながる問いかけの魔法塾』というワークショップを細々と(?)全国展開している。
やってることは、先生向けもお母さんお父さん向けも同じだ。
微妙に切り口を変えているだけで同じ。
そうやって、先生も保護者もハッピーになって、その人たちの周りの子どもたちがハッピーになればそれでいい。
子どもたちがハッピーなら、確実に20年先の世界は明るいじゃん?
僕はそれでいいんだ。