あたしおかあさんだから問題
「あたしおかあさんだから」
爪を切るのも、
新幹線の名前を覚えるのも、
カレーが甘口なのも、
「あたしおかあさんだから」。
絵本作家のぶみさんが書いた歌詞が炎上したニュースがあったっけ。
あの歌詞に反応したお母さんの心の内側をのぞいてみよう。
爪は切りたくないし、
新幹線の名前も覚えたくないし、
カレーは中辛がいい。
でも、子どもがいるから、
それができない。
仕方がないじゃないか!
あたし、悔しいよ。
こんな気持ちだったんだろうか。
一方、こんな人もいるのかもしれない。
あたし、むっちゃネイルサロン行ってるし、
あたし、新幹線の名前とか覚えられないし、
カレー?激辛だし♡
だから、なに?
…みたいなお母さん。
ん?そういう人は反応しないか。
しないよね。
つまりさ、あの歌詞に反応したお母さんはさ、やりたいことがあってもやれなくて、その理由はズバリ「あたし、おかあさんだから」なわけだよね。
よくさ、世のお父さんお母さんが「やりたいことをやらない理由」を子どもにすることがあるよね。
「子どもが小さいから」
「子どもにお金がかかるから」
ってさ。
あれさ、子どもからしたら超迷惑じゃない?
作ったのはあんたらで、爪切ってんのもあんたで、新幹線の名前を覚えちゃったのもあんたで、甘口のカレーを作ったのもあんたでしょ?
あたし、おかあさんだからに反応しちゃったのは、のぶみさんが悪いわけじゃなく、反応しちゃったあなたの在り方そのものにあると思うのよ。
花粉症ってアレルギー反応じゃん?
スギやヒノキに責任はないよね?
僕の周りにいる好き勝手に自分の人生を楽しんでるお母さんたちは、あの歌詞になんて全然反応しないもん。
昔さ、僕、ブログで「ババアみたいなパンツ」って話を書いて、小さく炎上したのね。
ババアみたいなパンツを履いているあなたへ
これはもう、アレルギー反応みたいなもんだ。
そのあと、僕のメールには全国のお母さんたちから、「私はこんなパンツを履いてます」というメールが殺到した。
画像付きのメールがひとつもなかったのは残念だった(笑)
ある言葉に反応することって、僕らにはある。
ふつふつと怒りが沸いてくる。
モヤモヤする。
心がザワつく。
そんなときは自分の中にあるものを見つめていよう。
答えはいつだって内側にある。
けれど、僕らはいつも答えを外側に探そうとする。
犯人探しをすぐに始める。
あなたの心がザワついたのは、絵本作家のぶみさんのせいではない。
彼はスギやヒノキの花粉と同じだ。
あなたの体質がアレルギー反応を引き落としたに過ぎない。
じんましんみたいなものだ。
発熱と同じだ。
変えられるのは自分だけ。
のぶみさんが謝罪しようが、歌詞を削除しようが同じだよ。
あなたがその現実を換えなければ、何も始まらないさ。
まずはかわいいパンツを履いてみよう。
画像付きで送っていただけたら幸いだ。
魔法の質問
どんなとき、ざわざわしますか?