子育ては引き算だっ!!
僕はね、
「子育て」なんてものは、
学ばなくてもいいと思ってんのね。
あれもさせなきゃ。
これもさせなきゃ。
そんなふうに頭でっかちになっちゃうの。
そうやって、
大人はすぐに「足し算」するのね。
早期教育で英語を学ばせなきゃ!
それから、プログラミングでしょ。
あとは、スイミングね。
そろばんもいいらしいわよ。
ほら、成績も気になるから塾にも行かせなきゃ。
あ〜、お金が心配。
時間もないわ。
どうしましょ。
どうしましょ。
私が、もっと学ばなきゃ。
なんたら心理学を学んで、
なんたらコーチングを学んで。
あ〜、忙しい。
あ〜、忙しい。
足し算して、足し算して。
でね、他の子どもと比べるの。
そうすると、まだまだ足りないところに目が行くの。
だから、また足し算するの。
はい、お疲れちゃん♡
それで、子どもとの関係が壊れていく。
親のいいなりのロボットみたいな人間を育てる。
ま〜、そんな子どもをいっぱい見てきたんよね。
で、だよ。
中学生を3000人ぐらい見てきたけどさ。
もう、100%断言しちゃうけど。
全員、
大人になってますから!
あれもこれもやらなくたって、
ちゃんと大人になってんのよ。
しかもね、手をかけすぎてない子の方が大人だね。
必要のないことはやらないのが良いよ。
だから、引き算なんだよ。
いらないものを全部取り除いた方がいい。
子どもが望んでいないものを大人が与えすぎてんだよね。
まず、「この子がどうしたいか」が大事なわけ。
そのうえで、自分に応援できることを探せばいいの。
まあ、先生にしろ、親にしろ、できることなんて少ないよ。
だって、だれの人生?
コイツの人生は、コイツのモノじゃん?
ある意味、俺には関係ね〜し。
そのぐらいのつもりで、僕は子どもたちの人生を信じている。
手放すってのと放任は違うけど。
信じてるから、手放せるのよ。
もちろん、いつだって気にかけてるよ。
だって、愛してんだもん。
引いて引いて引きまくったらさ、最後に残るのは愛だべ?
もっと引いてごらん。
引けば引くほど、子どもとの関係はよくなるよ。
引けば引くほど、子どもは伸びるよ。
結局、
親はなくとも子は育つって話なわけよ。
子育てに迷ったときに出会いたい100の言葉
手放すほどに子どもは成長するんだよ。