生産性のあるあなたへ
自民党の杉田水脈衆議員が、
性的少数者(LGBTなど)を
「生産性がない」と主張したことが問題になっている。
世間は一気に問題視して、
メディアはこぞって攻撃する。
LGBTの人に対して、
「生産性がなんて言うのは許せない!」という論調だ。
でも、僕は全然別のことを考えている。
「生産性って
なんやねん!」
怒るポイント、そっちじゃね〜の?
むしろ、怒っていいのはお母さんだよ。
「ウチの子は生産されたもんなのか?」
そこ、マジで怒っていいポイントだと思うわ。
子どもを産むことは、「生産」ではないのだよ。
身に宿し、十月十日育んで、この子をこの世に産み落とすのだ。
子どもは工業生産じゃないぞ!
育んでんだよ!
命を育むってのは、
そんな軽いもんじゃないぞ!
性的少数派に対して失礼とか、
子どもを産むことができない女性に対して失礼とか、
そういうレベルじゃないんよ。
命に対して失礼なんだよ!
お母さんは子どもを生産してんのか?
学校は生産した子どもを加工してんのか?
じゃあ、俺は工場長みたいなもんか?
なんて考えるとさ、国が主導する教育や子育ての施作なんて、「そんなもんだよね」って思っちゃうよ。
ま〜、彼らにとっては国民って、税金を運んできてくれる人なわけでしょ。
子ども産まないと、あの人たち的には生産性がないよね。
子ども産んで税金運んできてくれないと困っちゃうもんね。
つまりさ、水脈さん、本音、語っちゃったんだな。
問題はそこだよね。
子どものこと、子育てのこと、そういう認識のうちはさ、政治に教育や子育てのこと、期待するのも難しいんだろうなぁ。