ハッピーに生きるための5粒のグリーンピース

ジャンプする子どもの写真

あるお母さんのお話。

せっかく一生懸命作った夕食。

旦那さんが残したらしい。

 

 

グリーンピースの炊き込みご飯。

お茶碗の中には、5粒のグリーンピース。

 

 

いつも子どもたちに

「好き嫌いするなよ〜」

「食べ残しするなよ〜」

って言うクセに。

 

 

旦那さんのお茶碗には5粒のグリーンピースが残されていたの。

 

 

昔なら怒ってた。

せっかく作ったのに、なんなのよ!

子どもには「残すな!」って言うクセになんなのよ!

そうやって怒ってた。

 

 

でも、今は違う。

「その感情を選んでいるのは、誰ですか?」

そう僕に「しつもん」される。

 

 

だから、そのお母さんは自分で感情を選んだ。

昔の自分なら、きっと怒ってた。

きっとイライラしてた。

 

 

「怒り」という感情を選択していたんだ。

一つ俯瞰して事実を眺めてみた。

 

 

お茶碗の中にある5粒のグリーンピース。

ただ、そこにあるだけのグリーンピース。

 

 

「事実は何?」

そう尋ねられたら、答えはシンプル。

「5粒のグリーンピースがお茶碗にある」

  

ただ、それだけ。

 

 

それを見て、「怒り」を選択する私。

あぁ、怒るのも馬鹿らしい。

エネルギーの無駄遣い。

 

 

そう考えたら、楽しくなった。

ウチの旦那、子どもみたい。

子どもたちより子どもみたい。

 

 

グリーンピースも食べられない子どもみたいな旦那様♡

そう思えば愛おしい。

 

 

「怒り」を選ぶのも自分。

「愛おしさ」を選ぶのも自分。

 

 

この世界を創造しているのは自分なんだ。

事実は同じでも見え方は違う。

 

 

僕らはこの世界を「自分」というフィルターを通して眺めている。

「怒り」のフィルターを選ぶこともできるし。

「愛」のフィルターを選ぶこともできるし。

 

 

そう。

この世界は自由自在だよ。

 

 

魔法の質問

 それを選んでいるのは誰ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。