妻が家を出ました。


先日、とっても可愛らしい人妻と個人セッションをしたんです。

でね、彼女が「しつもん」に答えるんですね。

 

その「しつもん」がこちら。

 

理想のパートナーはどんな人ですか?

 

 

 

理想のパートナー…、なかなか難しい「しつもん」です。

そしたら、彼女が答えるわけです。

 

 

「くれちゃんみたいな人です♡」

 

 

あかんやん♡

そんなこと、言ったらあかんやん♡

信じてまうやん♡

 

おじさん、童貞やで♡

子ども3人おるけど童貞やで♡

むっちゃピュアハートの持ち主なの♡

 

 

惚れてまうやろ〜〜っ!!

 

 

 

まあな、わからんでもない。

俺、SNS上では「とても良い旦那様」に見える。

だが、果たしてそうなのか。

問題はそこなのさ。

 

 

キッチンは清潔な方がいい

仕事から帰ってくると、キッチンが衝撃的な状況になっていることが多い。

朝食で使った皿がそのまま、昼食で使ったであろう皿がそのまま。

そこに鍋や包丁やまな板が押し込まれ、空いたスペースで夕食が作られている。

 

 

まあ、お世辞にも清潔感があるとは言えない。

それで最初のうちは文句も言っていたわけだけど、だんだん言ってもやってくれないから諦めた。

 

 

それで僕はよく台所に立っている。

お皿や鍋をきれいにして、キッチン周りを掃除する。

 

 

「私には私のペースがある」と妻は言うけれど、清潔感のないキッチンで作られた物を食べるのは気持ちがよくない。

そのことを伝えても「私は気にならない」と言うので仕方がない。

 

 

 

「キッチンをきれいにしたい」のはであり、「キッチンをきれいにできる」のはだから、「動くのは誰か?」と言うと「僕」なのである。

 

 

迷っても仕方がない。

怒っても仕方がない。

 

 

そんなの、エネルギーの無駄遣い。

「□の人」は無駄が嫌い。

だから、僕はよくキッチンに立っている。

 

 

なぜ、彼女はシンクを埋めるのか。

ところが、僕がどうしても許せないことがある。

シンクの中に鍋も皿もぎゅうぎゅう詰めにすることだ。

 

 

洗えないので、一度全部を出し、整理してシンクを空ける必要がある。

「洗い物はやるからいい。せめて、使ったら使ったままにしてくれ」

そう僕はお願いした。

 

 

鍋は使ったら使いっぱなしでいい。

そのまま置いておいたらいい。

シンクに突っ込まれると逆に大変だからだ。

 

 

ところが、彼女は言う。

 

「気をつけるけど、

 たぶんできない」

 

 

僕はカチンと来たわけ。

洗わなくてもいいし、シンクに運ばなくてもいい。

使いっぱなしでいいわけ。

 

 

なんでできないの?

 

 

そう思った。

でもね、あとで振り返って考えたとき、できない理由も見えてきたの。

 

 

つまりさ、洗い物しないじゃん?

朝食作ると、朝食で使った鍋がある。

それをシンクに突っ込むでしょ?

 

 

昼食を作るでしょ?

それをシンクに突っ込むでしょ?

 

 

で、夕食を作るでしょ?

すると、どうなるか。

シンクが満タンになる。

 

 

あぁ、そうか。

だから、できないのか…って思ったわけ。

 

 

我が家ね、異常なくらい鍋があって、異常なくらい皿がある。

それで思うわけ。

 

 

こんなにいらなくない?

 

 

でも、違うんだよね。

必要なの。

それだけの鍋と皿がなければ、台所が回らない事情があるんだよね。

 

 

だって、それが彼女だもん

そりゃ、イラっとくるよ。

自分ができることって、「なんでできないの?」って思うよ。

 

 

相手に「自分と同じ」を求めがちだよね。

 

 

でも、僕と彼女は違う。

同じだったら一緒にいる意味がないもん。

 

 

人生はできるか、できないかじゃない。

やるかやらないかだ!

 

 

僕はいつも、そんなことを言っている。

でも、彼女は違う。

 

 

いつも、「だってできないもん」という。

 

 

そして、やらない。

だから、僕がやる。

仕方がないよね。

 

 

 

 

「大丈夫、お父ちゃん(僕)がいるから」と言う。

できなくてもいいのだ。

僕がいるから。

それでいい気もする。

信頼されている、とも言えるし(笑)

 

 

2年前、僕は公務員を辞めた。

当然、収入はなくなる。

不安を感じる僕に、彼女はこう言った。

 

「大丈夫、お父ちゃん(僕)なら稼げるよ。私も働かないけどね」

 

 

すごくない?

2馬力で働くとか、そういう設定はないわけ。

 

 

収入は無くなるけど大丈夫よ。

私は働かないわよ。

だって、あなたは稼げる男だもん。

 

名言だと思う…。

 

 

使う人、稼ぐ人

でも、思うんだ。

僕は妻に育てられていると。

 

 

彼女は家計を気にしない。

だから、僕はいつも通帳とにらめっこしている。

そして、残高が減ると、僕は驚異的な勢いで仕事をし、お金を生み出す。

 

 

そして、彼女はどんどん使う。

僕はどんどん稼ぐ。

最近気づいたのは「お金がない」は僕のモチベーションにつながっているということだ。

 

 

資金に余裕ができると、僕の勤労意欲は恐ろしく低下する。

宝くじなんて当たった日には廃人になるだろう。

 

 

だから、妻にはどんどんお金を使ってもらった方がいいし、汚してもらった方が家事のしがいもあるってもんだ。

追い込まれると力を発揮するタイプなので、彼女はどんどん僕を追い込んでくれる優しい女性なのである。

 

 

9日間、父子の生活

今日からまた妻が9日間の旅に出た。

ジャネット・アットウッド氏のセミナーのアシスタントに出かけた。

宿泊費だけでもすごく高い。

交通費だって当然自腹。

ギャラが出るわけでもない。

 

 

 

だから、本人は気を使って、9日間のうちの半分だけにしようかな…なんて言う。

バカ言っちゃいけない。

 

 

「9日間、行ってらっしゃい」

 

…である。

家事もやるし、育児もやるし、金も稼ぐから。

遊んでいらっしゃい。

 

 

理想のパートナーが僕だと言う人妻の気持ち、わからなくもない。

でもさ、最初からそうだったわけじゃない。

 

 

結婚して15年。

いろいろあって、いろいろあって、ここまで来た。

最初からこうだったわけじゃない。

 

 

理想のパートナーは「探す」のではなく「育てる」ものなのだ。

 

 

くればやし ひろあき

人間関係研究家 社会起業家

公立中学校の先生を16年間勤めて独立。その経験を生かしたリレーションシップ講座を全国で開催。関係性を整えることで子どもの能力を最大限に引き出す方法を伝えている。
北は北海道から南は沖縄まで、精力的に講演活動を行うほか、STR(素質適応理論)を用いた個人セッションが人気で現在2ヶ月待ちである。

また、「幸せなお母さんが増えることが幸せな子どもたちにつながる」と考え、お母さんのための学び場『precious life college』を妻とともに主宰。現在は4期目。

子どもの自殺を問題視し、2016年にはクラウドファンディングを成功させ県内8会場映画上映ツアーを敢行。2017年より刈谷市の自殺対策計画策定委員を務める。2017年には児童虐待に着目し、「子育て万博2018inあいち」を主催、「子どもとつながるしつもんカレンダー」をリリースするなど、社会起業家としても活躍している。

3児の父でもある。