「好き」はあなたの外側にはない。

成長したい女の子

「好きを仕事にする」という話をよく耳にする。

すると、多くの人が「好き」を探し始める。

 

 

これが「失敗の素」だ。

「好き」は探しちゃいけないの。

 

 

その結果、

わけのわからん「協会ビジネス」や

売れもしない「ネットワークビジネス」にハマる。

 

 

まず、「儲かりまっせ」と言われたら、

疑ってかかった方がいい。

 

 

「簡単に儲かる」とか言われちゃった日には、

もうマジでやめておいた方がいい。

 

 

だいたいさ、

世の中に「簡単に儲かる」なんてものは

ないから。

 

 

でも、「お金」って、頭と心をバグらせるからね。

勝手に「好き」だと錯覚を起こさせる。

 

 

「講師になったら儲かる」という幻想は

捨てた方がいいよ。

 

 

あんなの、

「講師の講師」や、

「講師のコンサル」が

儲かってるだけじゃん。

 

 

そもそもさ。

 

 

講師になったらさ、

受講者からいろいろ相談されるじゃん?

 

 

そのとき、

あなたはその相談に

答えられるの?

 

 

「子育て講座」とかやっちゃってるけど、

そもそも子育ての悩みに答えられるほどの

「何か」があるの?

 

 

っていうか、

子育てに悩んだとき、

あなたはあなたに相談する?

 

 

大切なことはそこだと思うよ。

 

 

それを生きてるか。

これ、大事だと思う。

 

 

だからね、「好き」は探しちゃいけないの。

 

 

アホみたいに講座行きまくって、

これなら金になりそうって思って、

妙な認定資格とか取っちゃった日には大変だよ。

 

 

で、「儲かりまっせ」でバグった心をごまかして、

「これ、世の中に広めたいんです」とかやっちゃうと、

苦しむわけ。

 

 

だいたいさ、

そういうの、

集客できないじゃん?

 

 

誰も講座に来てくれないんでしょ?

でも、SNSには、さも来てくれた風に書かなきゃいけないんでしょ?

辛くない?そういうの。

 

 

で、「ブログ書け」とか言われる。

だいたいアメブロ(笑)

 

 

で、書き出しは「◯◯協会認定なんちゃらの△△です」だ。

もうさ、その書き出しがすでに終わってんのね。

 

 

なんで、協会側がそうやって名乗らせたいかわかる?

そうやって「名乗れ」って言われたら要注意だからね。

 

 

あのさ、協会側が「宣伝しろ」って言い出したら末期だわ。

協会に抜群に知名度があって、講師側を紹介するような流れじゃなきゃいかんわね。

 

 

んで、ブログの最後に宣伝を入れるでしょ?

臭いわ〜。臭いの。

 

 

臭うよ。臭っちゃう。

宣伝臭がしまくる。

 

 

もうね、何から何までダメなサイクルだよ。

 

 

で、そういう人たちが必殺技「モニター価格」とか「無料セッション」とかやっちゃう(笑)

古い…、手法が3年古い。

 

 

って、

この前お会いした方が

言ってました。

 

 

僕はそうは

思わないけどね♡

 

 

ただ、思うの。

 

「好き」はさ、探すんじゃなくて、

すでにもう「あなた」の中にあるんだよ。

 

それをいかにして届けるか、がポイントなの。

 

 

コンテンツを外に求めているうちは、

大切なことは見えないよ。

自分の内側にあるものを見つめる。

 

 

すると、その中にキラリと光る宝物が見つかる。

あとはそれをどのようにしたら届けられるかを考えるだけ。

 

 

その方が圧倒的なポジションに移行できるんだ。

大事なことはコンテンツじゃないんだよ。

あなたの在り方なんだよな。

 

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。