どうしても変わってくれなくてイライラするあの人に、少しだけ優しくなる考え方
人類におけるものの見方や考え方は基本的に2種類です。
自分と同じか、自分と異なるか。
ただ、それだけ。
そして、「自分と同じ」を「正しい」「当たり前」「常識」とジャッジし、「自分と異なる」を「間違っている」「普通じゃない」「非常識」とジャッジします。
だから、「この人の考え方はおかしい!」と感じたときはチャンスなんです。
自分と異なる価値観に触れることができるのですから。
そんなときこそ、耳を傾けてみる。
そこに議論はいらなくて。
ただ、異なる「声」に耳を傾けるだけでいいんです。
あのね、受け入れなくていいの。
「へえ。そういう考え方もあるんだね」
と受け止めるだけでいい。
ついつい「自分と異なる」声に出会うと、それを正したくなります。
自分が正しくて、相手が間違っているのですから、「正したくなる」のも無理はありません。
でも、忘れないでください。
あなたから見て、相手が「自分と異なる」の場合、相手から見て、あなたもまた「自分と異なる」であることを。
「自分と異なる」人が、「あなたの意見は間違っている」と言ってきたらどうでしょう?
受け入れ難いですよね。
そう、これはもう戦争しか起こらない。
だから、受け入れなくていい。
こういった意見について「勝ち」「負け」で競い合ったら、最後は口論になるか、仲違いするか、なのですから。
「自分と異なる」声に出会ったとき、どう受け止めればいいか。
それは「あなたはそう考えるんだね。私はこう考えるよ」で良いのです。
そして、「へえ、そうなんだ。そんな考えもあるんだね」で良いのです。
人類におけるものの見方や考え方は基本的に2種類です。
自分と同じか、自分と異なるか。
ただ、それだけのことなのです。