どうしても変わってくれなくてイライラするあの人に、少しだけ優しくなる考え方


人類におけるものの見方や考え方は基本的に2種類です。

自分と同じか、自分と異なるか。

ただ、それだけ。

 

 

そして、「自分と同じ」を「正しい」「当たり前」「常識」とジャッジし、「自分と異なる」を「間違っている」「普通じゃない」「非常識」とジャッジします。

 

 

だから、「この人の考え方はおかしい!」と感じたときはチャンスなんです。

自分と異なる価値観に触れることができるのですから。

 

 

そんなときこそ、耳を傾けてみる。

そこに議論はいらなくて。

ただ、異なる「声」に耳を傾けるだけでいいんです。

 

 

あのね、受け入れなくていいの。

「へえ。そういう考え方もあるんだね」

と受け止めるだけでいい。

 

 

ついつい「自分と異なる」声に出会うと、それを正したくなります。

自分が正しくて、相手が間違っているのですから、「正したくなる」のも無理はありません。

 

 

でも、忘れないでください。

 

 

あなたから見て、相手が「自分と異なる」の場合、相手から見て、あなたもまた「自分と異なる」であることを。

 

 

「自分と異なる」人が、「あなたの意見は間違っている」と言ってきたらどうでしょう?

受け入れ難いですよね。

そう、これはもう戦争しか起こらない。

 

 

だから、受け入れなくていい。

こういった意見について「勝ち」「負け」で競い合ったら、最後は口論になるか、仲違いするか、なのですから。

 

 

「自分と異なる」声に出会ったとき、どう受け止めればいいか。

それは「あなたはそう考えるんだね。私はこう考えるよ」で良いのです。

 

 

そして、「へえ、そうなんだ。そんな考えもあるんだね」で良いのです。

 

 

人類におけるものの見方や考え方は基本的に2種類です。

自分と同じか、自分と異なるか。

ただ、それだけのことなのです。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。