子どもの「秘密の話」にどう対応すべきか


 

 

あるご家庭の話。

お父さん、息子くんと2人のときに、ある打ち明け話をしてくれたんですね。

「そうかー」という感じで、特に気にも留めてなかったんです。

 

そんな話はすっかり忘れていたある日、友人家族との会食。

妻がうれしそうに息子の話をするんですね。

 

 

でも、何かがおかしい…。

息子の口から聞いていた話とはずいぶん食い違うわけです。

 

 

それでお父さんは気づきました。

あの打ち明け話、お母さんにはしていないんだ…って。

 

 

当然その打ち明け話は、息子くんの秘密ですから、お父さんは黙っておくことにしました。

 

 

僕らはついつい、子どもの話を根掘り葉掘りと聞き出そうとします。

でも、それは子どもにとって、うれしいことではありません。

 

 

子どもは、なんでも話を聞いてほしいわけじゃない。

聞いてほしい話は聞いてほしいし、聞いてほしくない話は聞いてほしくないんです。

 

 

そして、他人にペラペラ自分の秘密のような話をしてしまう人に、やはり自分の秘密は話せないですよね。

 

 

これ、学校でも同じでして。

よく、生徒に言われる。

 

 

「他の先生や親には内緒にしてください」って。

 

 

そんなとき、僕はまず概要を尋ねます。

「何系の話?」みたいな感じでww

 

 

そのうえで、僕の腹の中に収めておける話であれば「他の人には話さない」と伝えるし、そうでなければ「他の人にも伝えないわけにはいかない」と伝えます。

もちろん、その理由も添えます。

 

 

絶対にやってはいけないのは、「他の先生や親には内緒にしてください」って話を「他の先生や親」にすることです。

これは裏切りです。

 

 

この世で最も重いのは信用と信頼。

そして、これらを培うのはとても困難で時間もかかります。

ただし、失うのは一瞬です。

 

 

 

くればやし ひろあき

1978年8月12日生まれ 愛知県名古屋市出身 愛知県刈谷市在住 妻と3人の子ども(高2、中3、小4)の5人家族

2001年、大学卒業と同時に正規採用されて名古屋市立の中学校に勤務。愛知教育スポーツ振興財団による中学夜間学級にて講師、名古屋市教職員組合瑞穂支部青年部長、名古屋市教育委員会教育派遣員、全国教育研究集会正会員など、初任の教員としては異例のスピードで評価を高めていく。

2007年、当時市内で最も荒れた中学校を立て直すことに奔走。生徒指導主事、進路指導主事を歴任。
その成果が認められ、2012年文部科学省から派遣されて在外教育施設(日本人学校)に出向。当時生徒数が世界最大の日本人学校で生徒指導部長を務める。海外で様々な起業家にお会いし、起業の意思を固め2015年に帰国。
名古屋で唯一の小中一貫校である名古屋市立の中学校に着任。学年主任、進路指導主事を兼務する多忙な中、ブログとメールマガジンの執筆をスタートする。

2017年退職して独立。ママコミュニティーの運営やイベントの主催、全国にて子育て講座や講演活動を行う。

「9月1日は子どもたちが最も自ら命を絶つ日」ということを知り、子どもたちに命の大切さを啓蒙する映画上映会を企画。クラウドファンディングで100人の支援者から80万円を資金調達し、 愛知県内8会場で映画上映会を主催。のべ1000人を動員した。その成果が認められ、市民代表として刈谷市自殺対策推進委員を市より委嘱される。

2018年からは「児童虐待」にスポットを当て、「虐待してしまうママを責めるのではなく、そんなママに手を差し伸べることこそが、子どもの命を守ることにつながる」と考え、 『子育て万博 2018』(愛知県安城市)を主催。250人を動員。『子どもとつながるしつもんカレンダー』を製作・販売。
2019年 『子育て万博 2019』(愛知県安城市)を主催。300人を動員。音楽CD『ありがとう』(岡谷柚奈さん)を製作・販売。

同じく2019年、全国でSTR入門講座を開催し、400人が受講。個人セッションとして 100家族以上を相談を行う。また、ご依頼いただき歯科クリニックのコンサルティング及び企業研修を行う。

2020年からは、STRのインストラクターとしての活動をスタートし、基礎講座・応用講座を開催。これまでに門下生55名を育成している。
株式会社ミナクル組織研究所として法人化。