最後に感謝できたら、この1年は輝く。

卒業式の女の子

 

「幸せになりたい」

という人は多い。

 

 

でも、

「幸せにしたい」

という人は少ない。

 

 

「もっと愛されたい」

と願う人は多い。

 

 

でも、

「もっと愛したい」

と願う人は少ない。

 

 

受け取るばかりに一生懸命になると、

受け取れない自分にフォーカスしてしまう。

 

 

「あれが足りない」

「これも足りない」

という悪循環の中でもがくことになる。

 

 

「旦那が家事を手伝ってくれない」

「子どもが言うことを聞かない」

となる。

 

 

それは苦しい。

 

 

だから、

目の前の人を幸せにしてみよう。

目の前の人を愛してみよう。

 

 

 

与えれば与えるほど、

感謝があふれてくる。

今、目の前にあるものにフォーカスできる。

 

 

気がつけば、

たくさんのものを受け取っていることに気づく。

 

 

教室が感謝にあふれるのはそんなときだ。

 

 

「あの先生は何もしてくれない」

「あの子たちは何もしてくれない」

 

 

受け取ることばかりに一生懸命の教室は息苦しい。

 

 

「先生からたくさんのものを受け取った」

「子どもたちからたくさんのものを受け取った」

 

 

そんなときは、教室に感謝があふれ、自然と涙がこぼれる。

 

 

大切なことは、スキルや経験ではなく、在り方。

心の置きどころ。

ものの見方や考え方。

 

 

そんなところだと思うのだ。

 

 

まもなく、子どもたちとの航海が終わる。

どんな別れが待っているだろう?

 

 

限られた時間の中で、感謝を届けてみよう。

この世界は鏡でできている。

 

 

愛すれば愛される。

大切にすれば大切にされる。

 

 

とてもシンプルなのだ。

 

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

感謝を届けるために、できることは何ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。