子ども同士のトラブルに介入したい!

母親と子どもがデジカメを眺めている写真

子ども同士のトラブルで、子どもも多分相手ももう解決しているのに、自分が納得できないことがあり、その事を相手に伝えるべきか迷い答えがでなくてもやもやしていることがあります。

伝えてもいいですか?

 

僕は部屋の片付けができない。

だから、いつもグチャグチャだった。

 

 

ときおり、

気がつくと母親が部屋を片付けてくれた。

 

 

でも、それ。

そんなに嬉しくなかった。

 

 

グチャグチャの状態が、

僕にはちょうど良かったからだ。

 

 

案外、そういうことってあるのかもしれない。

 

 

我が家のキッチンはいつもグチャグチャ。

見るに見かねて、僕は洗い物をする。

 

 

すると、妻が言う。

「私は私のペースでやっている」と。

 

 

それで数日、ほっておく。

すると、数日分溜まっていく。

コバエがわく。

 

 

それでもそれは、

きっと彼女のペースなのだろう。

 

 

 

求められてないことをする。

大人にはそういうところがある。

 

 

 

良かれを思って、

子どものために何かをする。

 

 

ところが、子どもはそれを求めていなかったりする。

 

 

そういうことを、お節介と言う。 

 

 

もう一度書いておこう。

 

 

 

お節介!

 

 

 

 

 

 

 

お節介!!

 

 

 

 

僕が「仕事を辞める」と言うと、

一斉に「そんなの無理!」と言われた。

 

 

僕はそれが嫌で、

仕事の話をしなかった。

 

 

それなのに、

根掘り葉ほり聞かれた。

 

 

それで渋々話をすると、

やっぱり一斉に

「そんなの無理!」と言われた。

 

 

 

求められてないことをする。

大人にはそういうところがある。

 

 

 

良かれを思って、

子どものために何かをする。

 

 

ところが、子どもはそれを求めていなかったりする。

 

 

そういうことを、大きなお世話!と言う。 

 

 

 

もう一度書いておこう。

 

 

 

大きなお世話!

 

 

 

大きなお世話じゃ

ボケ!!

 

 

 

美味しい毛ガニが手に入っても、

蟹アレルギーの人に贈ってはいけない。

 

 

求められたことを求められた分だけ届ける。

それぐらいでちょうど良い。

 

 

大切なことは白黒をハッキリさせることじゃない。

子どもの中で解決しているならば、大人の出る幕などないと僕は思う。

 

 

 

子育てに迷ったときに出会いたい100のしつもん

それ、子どもは求めてますか?

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。