これからも自己肯定と自己否定の狭間で生きていく!
僕らには自分を否定する気持ちと、自分を肯定する気持ちとが混在している。
せめぎ合っている、と表現してもいいかもしれない。
「こんなことしてみたい!」と自分の思いを肯定的に捉える自分と、「どうせ無理」という、自分の思いを否定的に捉える自分とがいて、常にせめぎ合っているのだ。
この、言わば心の成分表とも言える「自己肯定」と「自己否定」のうち、「自己肯定」の部分が優っていれば、「自己肯定感が高い」となるし、「自己否定」の部分が優っていれば、「自己肯定感が低い」となる。
「自己肯定感が高い」ということは「良いこと」と考えられがちだけど、僕は「自己否定」もまた人間には必要だと思っている。
「今の自分じゃダメだ」と思う気持ちは、未来への原動力となっているのだから、その気持ちを否定してほしくはない。
つまり、「自己否定」を否定しない、ってこと。
なんかややこしいねww
ただ、「自己否定」が「自己肯定」を上回ってしまうと、「どうせ無理」と言ってチャレンジすることをあきらめてしまう。
「自己否定」はあっていい。
その存在は大事な存在だ。
でもでも、「自己肯定」が「自己否定」を上回っちゃいけない。
「今の自分には足りないところがあるから、がんばろ!俺ならできる!」
と思っているぐらいがちょうど良いのである。
「自己否定」を否定してはいけない。
それも「あなた」なのである。
僕なんて毎日、否定している。
「俺は俺のままじゃダメだ!」と毎日思っている。
満足したことなんて一度もない。
でも、それは裏を返せば、俺はこんなもんじゃないぜ!って思っているのである。
そういう意味では、僕はむちゃくちゃ僕のことを肯定している。
人間なんてそんなもんだよ。
どれだけスーパーに見える人間だって、自分を否定したくなる瞬間がある。
ただ、それ以上に自分を肯定する気持ちもあるんだよね。
だから、自分のことを否定しなくてもいいし、否定する自分を否定しなくてもいい。
そのままでいいんだよ。
でも、その分、自分を信じることさ。
それが自分を肯定するってこと。
その狭間で、僕もあなたも生きているんだよ。