「どうしたいの?」「何が食べたい?」そんなことを尋ねても、答えの出てこない子がいます。周りの大人が先回りし過ぎたせいでしょうか。それとも管理し過ぎたせいでしょうか。自分がどうしたいのか。そういうことを表現することが苦手な...
我が子のためを思って、ついついアドバイスを送る。「あーしなさい」「こーしなさい」そう、それは愛しているがゆえの行動。だけど。ちょっとだけ想像してみたい。今夜あなたがこしらえた渾身の手料理。愛情をいっぱいかけて手間暇をかけ...
さくらが偉いとか、チューリップが優れているとか、そんなことはないわけで。桜のようにわかりやすくは咲かないかもしれません。人知れず咲く可憐な花かもしれません。でもね、咲いた花に優劣などなくみんなそれぞれの咲き方があるのです...
子どもたちとスゴロクをやっていたんですね。そしたら、長男くんが妹に怒りながら言うんです。「早くサイコロ振ってよ!」でも、長女ちゃんなかなかサイコロを振りません。その代わりに一生懸命手を振ってるの。サイコロ握った手をね懸命...
先日、長男くんがyoutubeを見ながら勉強していたんですね。耳にはイヤホン。何見てんだか知らないけれど、ゲラゲラ笑いながら漢字の練習中。まあ、親としちゃね、そりゃカーッとなりますよね。でも、ふと立ち止まって考える。僕だ...
子どもの「子」という漢字。この漢字は象形文字です。「山」とか「川」とかと同じ。物の形を描いた絵を崩していってできた文字なんですね。では、問題です。「子」という漢字は何才ぐらいの子どもの絵からできているでしょうか?① 赤ち...
ときおり、「だれかを変えたくて仕方がない人」に出会います。変えられるのは自分だけ。けれど、自分を変えるのではなく、自分以外のだれかを変えようとするんですね。「それ、違うんじゃないですか?」そう尋ねられる。「その考え方は間...
人は自分だけのシナリオを持って生まれてくるらしい。そのシナリオをクリアできる能力を持っているから。そのシナリオを選んで生まれてくるんだって。生まれてくる前のことなんて、僕にはさっぱりわからない。でもね、それがホントかどう...
自分の子育てには自信がある!そうやって心から言える人って少ないと思う。こんなことを毎日書いている僕だって、毎日悩んでる。自信なんかないよ。親になってつくづく思う。親をやるって簡単じゃないなって。「あー失敗したな」「あんな...
「おいっ! お前、オセーよ(遅いよ)」自転車に乗る僕の背後から罵声が聞こえてきました。ちょうど僕の前を小学生の男の子が自転車に乗っていたのですね。ノロノロと、ゆっくり走っていました。細い路地でしたから、僕も追い抜くことも...