その問題を、問題にしているのはだれですか?

叱らない子育て 苦しい

先日、長男くんがyoutubeを見ながら勉強していたんですね。

耳にはイヤホン。

何見てんだか知らないけれど、ゲラゲラ笑いながら漢字の練習中。

まあ、親としちゃね、そりゃカーッとなりますよね。

 

 

でも、ふと立ち止まって考える。

僕だって、テレビ見たりラジオ聴いたりしながら、片手間で宿題やってたなぁって。

つまんない仕事。

つまんない作業。

くだらない宿題。

「ながら」でやらないとしんどいわ!

 

 

ノートの漢字の練習?

つまんないよね。

 

 

そっか!

この子はこうしたいんだ。

 

そうやって理解してみる。

すると、不思議と怒りがスゥ〜っと引いていく。

腹が立っていたのはだれですか?

 

 

はい、僕です。

 

 

なぜ、腹が立ったのですか?

 

 

勉強は集中して取り組むべきだからです。

はい、出ました!

 

「べき」「べき」「べき」

「ベッキー!」

 

 

この子はこの子で、私は私。

私以外私じゃないの。

当たり前だからね♪

 

 

だーかーらー、

自分とこの子とを切り離して考えるんだ。

 

 

いいじゃん!

この子はこうやりたいんだもん。

youtube見ながら勉強したいんだもん。

勉強してるだけマシだぞ。

 

 

OK!

OK!

 

 

許可する相手は自分なの。

 

 

この子を許すのではなくて。

問題だと感じている自分を許してあげるのだ。

 

 

「いいよ、あなたのこだわりはそんなに問題じゃないんだよ」って。

 

 

この子はこの子。

私じゃないよ。

そしたら、問題って問題じゃなくなるんですよね。

 

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

その問題の一番の解決方法は、
 それを問題にしないこと。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。