職員室の雰囲気はいかがですか?職員室がギスギスすることほど辛いことはありません。僕は、辛い職員室で過ごした経験があります。もうずいぶん昔の話になります。ちょうど修学旅行の企画をつくる係でした。そしたらね、年配の先生が言う...
「ハッピーな先生のハッピーな教室」でイノベーションを起こす今ある教育書に書かれた、たくさんの教育技術は大変素晴らしいものばかりです。ところが今、優れた技術だけでは立ち行かない難しい現状があります。なにかを大きく変えていか...
子どもに揚げ足を取られたら子どもたちの中には、一生懸命先生の粗探しをする子がいます。板書のミスを指摘する。テストのミスを指摘する。対応の雑さを指摘する。そんな子、今までにたくさん見てきました。そんなとき、若かった僕は、正...
子どもたちのユニークな部分の眺め方人間にはデコボコがあって当たり前です。それは、山に転がる石ころと同じです。デコボコは個性なのです。得意不得意や好き嫌い、そんなデコボコを個性として見つめられる先生は素敵です。とりわけ目に...
できないところに目が行きがちです。不思議なもので、人間というのは「いいところ」よりも「できないところ」に目が行くようです。我が子の通知表、「◎」がたくさんありました。ところがです。どうしても「◯」に目が行ってしまう。「が...
個の力では打開できない教育現場個人プレーで素敵な場所にできるほど、学校現場は甘くありません。野球は9人いないとできないし、サッカーは11人いないとできないように、学校教育は、職員室にいる全員がプレーしないと成り立ちません...
仕事の価値は、感謝の質と量で決まります。職業に貴賎はないけれど、価値ある仕事は、やはり「感謝」の度合いが違います。野球のイチロー選手などは、活躍すれば日本中が歓喜します。とりわけ海外に暮らす日本人は、大変勇気づけられます...
「いじめ」を解決することほど難しいことはない「いじめ」が起きたときに必要な「時間」と「エネルギー」。そして、失う「信頼」。「いじめ」は起きてしまうと、それを解決するのは、決して容易ではありません。僕は、教員生活のほとんど...
ときおり、先生が「いじめ」を先導していた、などというニュースを目にします。そんなことは、にわかには信じられません。このご時世に先生になろうという人物です。僕は、「そんな先生はいない」と信じたい。きっとそんなつもりはないの...
子どもたちをハッピーにしたいすべての方へこれまで16年間、日本で、そして海外で中学校の先生をしてきました。3000人を超える思春期の子どもたちと出会ってきました。また、その家族とも出会ってきました。この16年間で、たくさ...