早期にいじめを見つけるコツ
「いじめ」を早期発見するコツ
「いじめの種」を見つけるコツがあります。
それは、休み時間に子どもたちを眺めることです。
休み時間に職員室でお茶を飲んでいては、絶対にいじめは見つけられません。
子どもたちをよく観察することです。
だれとだれが仲いいのか。
どんなグループで遊んでいるのか。
移動教室をするときは、どんな形で移動しているのか。
常に眺めていることです。
僕らはどうしても一人でいる子に注意が行きがちです。
孤立する子をつくらないようにしようと、そこにフォーカスしがちです。
ですが、もっと俯瞰的に子どもたちを観察することが必要です。
フラットな気持ちで眺めることで見えてくることがある。
グループの変化をよく観察しているんですね。
「いつも3人なのに、今日は1人」
「あの子だけ、グループから離れているな」
ずーっと眺めている。
意識して眺めている。
そうすると、「いつも」との違い、人間関係の変化を感じ取れるはずです。
そんなときは、何かがある。
「いつもと違う」と感じたときは、注意深く見守るタイミングです。
もちろん、すぐに「いじめ」として動くわけではありません。
表情を注意深く見守ります。
できるだけ優しい眼差しで見守ります。
何か問題を抱えている子は目がよく合いますから、そんなときはさりげなく声をかけます。
ハッピーな先生になるためのステップ
俯瞰的に子どもたちを眺めて、グループの変化を捉えていく