「いじめ」はいつもそこにある
「いじめ」、あります。
学級で「いじめ」が起こると、学級担任の先生はすべてのエネルギーをそこにシフトすることになります。
ただでさえ多忙な業務が、一気にストップします。
先生自身にも余裕がなくなります。
「いじめ」が起きてからエネルギーを注いでいては遅いのです。
ですが、「いじめ」は必ず起こります。
「いじめ」は大人の世界にだってあるのです。
子どもの世界にだって、あるに決まっています。
「いじめはありません!」だなんて、そんなことはありません。
小さな小さな「いじめ」なら、「ある」と思って動いているぐらいでちょうどいいのです。
小さな「いじめの種」に気がつくこと
学校には、たくさんの子どもたちが暮らしています。
人間が30人も40人も集まれば、軋轢はあって当たり前。
不平不満はあって当たり前。
それは小さな小さな種なのです。
次から次に生まれる種を、いかにして種のうちに摘み取るか。
「いじめの種」をキャッチする感性を養わねばなりません。
いかにして、新芽のうちに摘み取るか。
これが大切。
それには「いじめはある」と思っていることが必要。
「ない」と思っていたら見つかりませんから。
「ある」と思って新芽を見つける準備をしておくことです。
ハッピーな先生になるためのステップ
「いじめ」はあると思って教室を眺め、新芽のうちに抜いていく
・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役
・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信
・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。
・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。
・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。
・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。
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