「いじめ」はいつもそこにある
「いじめ」、あります。
学級で「いじめ」が起こると、学級担任の先生はすべてのエネルギーをそこにシフトすることになります。
ただでさえ多忙な業務が、一気にストップします。
先生自身にも余裕がなくなります。
「いじめ」が起きてからエネルギーを注いでいては遅いのです。
ですが、「いじめ」は必ず起こります。
「いじめ」は大人の世界にだってあるのです。
子どもの世界にだって、あるに決まっています。
「いじめはありません!」だなんて、そんなことはありません。
小さな小さな「いじめ」なら、「ある」と思って動いているぐらいでちょうどいいのです。
小さな「いじめの種」に気がつくこと
学校には、たくさんの子どもたちが暮らしています。
人間が30人も40人も集まれば、軋轢はあって当たり前。
不平不満はあって当たり前。
それは小さな小さな種なのです。
次から次に生まれる種を、いかにして種のうちに摘み取るか。
「いじめの種」をキャッチする感性を養わねばなりません。
いかにして、新芽のうちに摘み取るか。
これが大切。
それには「いじめはある」と思っていることが必要。
「ない」と思っていたら見つかりませんから。
「ある」と思って新芽を見つける準備をしておくことです。
ハッピーな先生になるためのステップ
「いじめ」はあると思って教室を眺め、新芽のうちに抜いていく