「いじめ」を素早く見つける方法
いじめを早期に発見する方法
子どもたちの変化を見逃さないことが、いじめの早期発見につながります。
よ〜く見ること。
違和感を見逃さないこと。
とても大切です。
僕らは、どうしても「孤立した子」をつくらないように管理しがちです。
食事の席を固定したり、生活班を固定したり。
事前に決めておくことで、「孤立」しないように配慮すること、多いのではないでしょうか。
がっちり管理しても、「いじめ」が起きるときは、ちゃんと起きる。
そうやって管理すると、最初の「種」が捉えられません。
僕も厳しく管理したことがありました。
その結果、違和感を感じるチャンスを失い、子どもたちに苦しい想いをさせてしまったことがありました。
だから、僕はできるだけ自由にしています。
自由に子どもが動く余白をつくっておくと、変化は捉えやすい
たとえば、食事の席。
学年や学校の方針が許せば、ですが、僕はできるだけ自由にしたい。
子どもたちだって、食事ぐらい自由がいい。
その代わり、必ずこの言葉を伝えるのです。
「一人で食べてはいけないし、一人で食べる人をつくってもいけない」
これが、食事のグランドルールです。
すると、食事だけでも人間関係の変化をつかむことができます。
これは一例です。
休み時間の過ごし方、移動教室。
係りの決め方、班の決め方、清掃の仕方などなど。
人間関係の変化をつかむ方法はいくらでもあります。
あまりガッチリ決めすぎず、自由に変化できる余白をつくっておくことで、逆に変化はつかみやすくなるのではないでしょうか。
ハッピーな先生になるためのステップ
子どもの変化をつかむ「仕組み」をつくっておく