子どもは信じ抜いてくれる大人を信じるのです
一緒にアクションプランを考える。
たとえば忘れ物を繰り返す子がいます。
どこのクラスにもいます。
何度叱っても忘れてくる。
そんな子にこう尋ねる。
「どうしたら忘れ物をしないと思う?」
すると、決まってこんな答えが返ってきます。
「次は、がんばります!」
「もう忘れません!」
信じてあげたいけれど、絶対忘れてきます!!
こんな子には、しっかり寄り添ってあげたい。
具体的なアクションプランを考えさせます。
たとえば、
家に帰ったらすぐに準備をする。
手に書く。
手帳に書く。
友だちにLINEで連絡を入れてもらう。
なんだっていいのです。
具体的なアクションを考える。
それでやってみるんです。
信じて裏切られ、それでも信じるのがお志事です。
いろんなアクションプランを考える。
でもね、だいたいうまくいかないんです。
うまくいかないかったとき、どうするか。
また、次のアクションプランを考えるんですね。
そうやって信じて信じて信じ抜く。
間違っても、忘れたら罰を与えるみたいなやり方はダメ。
それって、全然子どもを信じてないから。
大切なのは「信じること」なんです。
「どうせ、忘れてくるんでしょ?」って心は、ちゃんと子どもに伝わります。
一緒にアクションプランを考える。
心に寄り添う。
裏切られても信じ抜く。
忘れ物が多いぐらいいいじゃない?
将来困りますよ!ってそこまで心配するなら、一生そばにいてあげなさいよ。
僕らは子どもたちの成長の通過点にいます。
寄り添ってもらえた経験、
信じてもらえた経験がいつか目を出すこともあるかもしれない。
子どもの成長に即効性を求めない。
信じて信じて信じ抜かれた子は、自分自身を信じられる子になります。」
それが、「自信」につながります。
ハッピーな先生になるためのステップ
信じて信じて信じ抜く。裏切られても信じ抜く。