ハッピーな先生が手放したい、たった1つの指導法
子どもたちは、みんな一生懸命なんです
「なんで忘れ物をするの?」
「なんで提出物が出せないの?」
「なんで遅刻するの?」
「なんで?」「なんで?」の繰り返し。
「なんで、こんなこともできないの?」
この言葉は、子どもたちを苦しめるのです。
「他の子はできるのに」
「あのときはできたのに」
「何度言ってもわからない」
「何度言っても変わらない」
「ほら、あの子、最近、サボってるよね」
子どもたちのハッピーを心から願う先生には、
そんな見方で子どもを見ないでほしいのです。
だれだってみんなと同じように、ちゃんとやりたいんです。
そこを理解してあげたい。
「ハッピーな先生」は子どもの気持ちに寄り添うのが仕事です
子どもは、みんな一生懸命。
子どもたちだって、ホントは
「忘れ物をなくしたい」
「提出物を出したい」
「遅刻したくない」
できない自分が悔しいんです。
子ども時代の僕だってそうでした。
「ハッピーな先生」は、その大前提で子どもたちと向き合いたい。
そして、ちょっとだけ立ち止まって考えてみる。
そんな時間が「ハッピーな先生」には必要です。
「なんで?」「なんで?」と叱責する前に、まずじっくり考えてみるんです。
「どうしたら、
この子の忘れ物をなくせるのだろう?」
「どうしたら、
この子は提出物を出せるようになるのだろう?」
「どうしたら、
この子は遅刻せずにすむのだろう?」
僕は、そうやって子どものために悩む時間が大好きです。
この子の幸せのために、僕にできることは何だろうか。
そう考えたとき、
決して「叱る」だけではない、
自分のすべきことが見えてくるのです。
「ハッピーな先生」になるためのステップ
「叱る」よりも大切なことを知る。