子どもの嘘にはとことん付き合う
どうしてこの子は嘘をつくのだろう。
子どもが嘘をつくことがあります
小さい子は、わかりやすい嘘をつきます。
中学生にもなると、巧みに嘘をつく子もいます。
中学生になっても、わかりやすい嘘をつく子もいます…。
毎日、生徒と接していますから、
「あっ、これは嘘だな」と直感で感じるものです。
嘘はいけない!
だから「嘘ついてるだろ!」と叱る。
嘘は人間としていけないことだと諭す。
それが教師というものだ!
本当ですか?
僕はそうは思いません。
まして、だまされた!と思って感情的に怒る。
僕にもそんな時代がありました。
気持ちはわかります。
でもね、それじゃあ、子どもを幸せにはできないと思います。
どうして嘘をつくのだろう。
子どもが嘘をつく理由、それを考えることが大切だと思います。
叱られるからでしょうか。
もちろん、それもあるでしょう。
でも、それだけではないなって思います。
その裏には、隠された何かがある場合が多いのです。
それは詮索されたくない内容なのかもしれません。
もっと大きな問題を抱えているのかもしれません。
罪から逃れるためだけではない、何かがあるのです。
なぜ、嘘をつくのかと言えば、本当のことを言いたくないからなんです。
そこに問題の本質があります
そんな子どもの心を思いやるのが「ハッピーな先生」です。
「目の前の子どもの幸せ」を考える僕らは、嘘の裏に隠された問題に目を向けます。
嘘の裏に隠されたものを見つめるために
子どもの嘘にはとことん付き合ってあげます。
だまされたフリをして、しっかり付き合ってあげます。
そうやって、寄り添っていくと、子どもの抱えているものがだんだん姿を表してきます。
「それは嘘だ!」
「嘘はダメだ!」
叱るのはとっても簡単です。
でも、目の前の子どもを理解しようと思ったら、それではいけないと思うのです。
じっくり付き合ってあげる。
叱るんじゃなくて寄り添うんです。
寄り添うと、子どもの「ホント」が見えてきます。
ハッピーな先生になるためのステップ
子どもの嘘には、とことん付き合う。