「叱らない」と決めたら、先生の仕事はもっと楽しくなる
『叱る』だけでは解決しない
「忘れ物をした」
「提出物が出せない」
そう言って叱る先生がいます。
大声で怒鳴ったりします。
僕も、そんな先生の一人でした。
ところが、僕はまだ出会ったことがないんです。
叱られて、提出物が出せるようになったり、
忘れ物がなくなったりした子どもに。
もちろん、一時的にはなくなりますよ。
叱られるのが怖いから、忘れ物をしなくなる。
叱られるのが怖いから、提出物を出す。
でも、翌年、やっぱりできなくなるんです。
「ほらね、去年はできたんだよね。
オレって指導力あるからさ」
なんて言ってる先生、僕は嫌いです。
結局、何も育ててあげられなかったな…
って思うのが、ハッピーな先生です。
「叱らない方法」を考えてみる。
『叱る』のは簡単です。
だれでもできます。
即効性もあります。
ですが、
それは本当の成長ではないと気がつけたならば、
先生がやるべきこと、
先生にできること、
きっと変わるはずです。
忘れ物をするのには、必ず原因があります。
原因がわかれば、それを解決する方法を考えます。
それが、子どもに寄り添うということです。
そして、子どもに寄り添った経験が、
ハッピーな先生の「本物の力量」に加算されていきます。
ハッピーな先生になるためのステップ
『叱らない』方法を考えてみる。