変わらない人への不満を手放す
外に要因を求める思考が苦しめる
自分の仕事がうまくいかないとき、私たちは外部に要因を求めたがります。
あの子が悪い。
あの親が悪い。
あの先生が悪い。
そして、なんとかその相手を変えようと奔走します。
けれど、やっぱり変わらないんですね。
「なんでわからないの?」
「なんで変わらないの?」
と腹を立てていたりするわけです。
生き物は変化することを嫌います
さて、生き物は変化することを嫌います。
とりわけ、人間は変化することが大嫌い。
ダイエット。
禁煙。
禁酒。
それから、
「整理整頓ができるようになりたい」
「無駄遣いをなくしたい」
「ルーズな性格をなんとかしたい」
そんな願望でもいいでしょう。
変えられたことって、どれくらいありますか?
僕にはほとんどありません。
自分で変えたいと思うことですら、なかなか変えることは難しいのです。
自分のことですら変えられないのに、どうして他人のことは変えられると思ってしまうのでしょうか。
他人を変えようとする思考を手放すと楽になる
自分のことでさえ思い通りにならないのが人間です。
まして、他人を変えることなどできるわけはないのです。
だから、いつも戒めとして心に置いている言葉があります。
それは、「変えられるなら自分だけ」。
変えられないものを変えようとしてイライラしている。
こんな気持ちを手放すだけで、ハッピーは向こうからやってきます。
ハッピーな先生になるためのステップ
児童生徒や同僚を変えようとして、変わらないことに不満をもつ感情を手放す